正月早々 長編小説を読む。
世の中には なにをやってもうまくいくという人はいる。
この主人公女性・平野聖子もそんな一人かも、と読んでいくと、彼女に関係した男たちは破滅か死んでいくというミステリー。
この女性世界は、平凡なわたしには謎が多く、理解できない。
日常生活にあまり起こり得ない女性の人生が描かれているから、小説としておもしろいのだろう。
かなり読み応えがある長編だが、正月休みみたいな退屈している人に おすすめの本。
【写真】北方謙三・著『 旅のいろ 』 講談社文庫。2009.9.15.第1刷発行、講談社・刊。@790e 初出単行本:2006.5.講談社・刊。