昨年のいまごろ、ノーベル賞(物理学賞)の発表に、日本全国民が沸いた。
名古屋大学(理学部)出身の先生の受賞で、
いままでは 遠い存在であったが、すこし身近になったかなぁ。
益川敏英先生と小林 誠先生。 両先生の幼い頃や大学生生活は、馴染みのある場所、同じ年代を過ごしているので、親しみが湧く。「素粒子」という むつかしい研究内容は、読んでも あまり解からなかった。
益川先生の、進路選択に迷っているときのアドバイス:
「勉強」は 日本語では苦しみ強いる、という意味。
英語のスタディStudy は、知る楽しみ、という意味がある。
自分の専門を見つけるということは、努力しなくても集中できることを見つけることだ。
きっと 探せば見つかる。
雲の上の先生方なのに、わかりやすい言葉でユーモラスに言われると、説得力抜群だと思う。
若い人たちに ぜひ読んで欲しい。