日本経済新聞の安部龍太郎氏の連載小説「等伯」を、
毎朝 楽しんで 読んでいる。
「等伯」(長谷川等伯)は 桃山時代の絵師。
能登に生まれ、幼い頃から画才を発揮した。
仏画を手がけるので、絵佛師とも呼ばれていた、とか。
わたしが興味深く読んでいる場面は、やはり 親と子の生き方である。
絵師という才能は血を引くものなのか、気になるところである。
物語の中で 歴史的な事実はよくわからないので(苦手である)、飛ばして読んでいくことが多い。
元旦の新聞で、この安部龍太郎作家と 歌舞伎役者・中村吉右衛門氏の対談が 掲載されていた。
「等伯」を巡る内容だったので、すこしていねいに読んだ。
「等伯」の人物像が よくわかり、毎朝の小説を読むのが さらに待たれる。
【写真】2012.1.1.付け日本経済新聞 元旦第三部「新春対談」より