友人宅へ行ったら「お地蔵さん、こういうの好きでしょう。よかったら持って行っていいよ」と言われた。
高さ34cmの青磁象嵌雲鶴文瓶とでもいうのかしら。
底には 銘に「清光」と書かれて 印もある。
20年ほど前、陶芸仲間と韓国の「利川(インチョン)(陶芸の村)」に行ったとき、「柳光烈」作の湯のみを買った。
この作家は、人間国宝・柳海剛の息子で、何年か先には人間国宝になられるだろうと聞いた。
(今回調べたら、1993年に国宝になられていた)
同じ「光」という字があるので、ひょっとしたら?と思った。
友人にその話しをしたら「そんないいものではないから、持って行って」という。
ありがたく もらってきた。
木函は 友人宅のゴミ箱として活躍中なので新聞紙にくるんで。
・・どうも お宝とは縁がなさそうだが、鶴首のフォームが なんとも美しい。
わたしの宝ひとつにしよう。