朝青龍の「仮病疑惑サッカー事件」、時津風部屋の「リンチ暴行致死事件」などから、角界は揺れていた。
著者の内館牧子さんは、報道から、朝青龍に厳しく当たっているようにとれるが、実はそうではない。
本書を読めば、内館さんは本当に相撲が好きで、良くしたい一心からであることがわかる。
横綱審議委員として出席されるときは、愛してやまない「双葉山」の顔を描いた帯を締められるという、可愛い女性なのだ。
本書は2008年1月30日出版。
このあと「お帰りなさい」は 言えなくなった。
でも、本書は おもしろく読めました。