『 韓国古典文学の愉しみ(下)』~洪吉童伝 両班伝 ほか~
訳者・仲村修・オリニ翻訳会 白水社・発行
韓国の古典といえば「春香伝」は あまりにも有名である。
韓国びいきのわたしは 古典も読んでみたいと思っていた。
洪吉童(ホンギルドン)伝は朝鮮王国世宗の御代、洪氏(大臣)の側室の子として苦労して育った洪吉童の物語。
韓国では市役所などの申請用紙の記入例の名前になるような、有名な名である。 日本では さしづめ「桃太郎」と言うようなもの。
外国の本であれ、古典は いつの時代にあっても、たのしい物語である。 わけがあり「下」巻から読んだが「上」巻も読むつもり。
【写真】『韓国古典文学の愉しみ(下)~洪吉童伝 両班伝 ほか~』訳者・仲村修・オリニ翻訳会 2010.3.30.発行。白水社・発行