村田喜代子・著 『 故郷のわが家 』 新潮社・刊
65年前に生まれた家を処分する為に、故郷へ戻ってきた女性 笑子さん。
家の中の道具、衣類を片付けながら、故郷で過ごす何ヶ月間のあいだに出くわす、不思議な日常が描かれている。
著者は久住高原で、雲海に閉じ込められた神々しい朝の体験から、著書を書くヒントを得られたそうだ。
同年代の女性でもあり、一つひとつの出来事がよく理解でき、面白い連作短編集。
【写真】 村田喜代子・著 『 故郷のわが家 』 新潮社・刊。 2010.01.初版発行。 @1700e。
地域ホームページ犬山羽黒の管理人が日々の出来事を語る。家事から趣味の読書、陶芸まで百聞は一見に如かずの記。
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