山田洋次映画といえば「寅さん」である。
わたしは映画好きではないが、「寅さんシリーズ」は何本か観ている。
著者は とにかく映画大好きな男性。
映画監督研究者でもあり、現在は愛知淑徳大学での教授。
本書は、大学での「山田洋次論講座」の講義内容である。
こんな面白い授業を受けられる、いまの大学生はいいなあ・・。
愛知淑徳大学は わたしにとってなじみある大学。
わたしの出身校でも、いまはこんな楽しい授業があるだろうか。
いまの学生の中に「高い授業料を払って、大学で映画を観て遊んでいるとは 何事だ。しかも“寅さん”とは」と、親から叱責された人もいるとか。
社会人にも受けさせてほしい!
映画の好きな、特に山田洋次監督のものを好きな人は、ぜひお読み下さい。
【写真】吉村英夫・著 「 山田洋次を観る 」 リベルタ出版
2010.1.15.第1刷発行 ㈱リベルタ出版・発行 @2200e