85歳になる裏千家大宗匠が韓国の中央大学校で、論文「茶道の精神」で文学博士号を取得したという。(日本経済新聞10月12日付け)
「前向き、前向きがモットーだ」とは言え、驚きだ。
何年も前、親しい韓国人で友人のソウルの家に泊めてもらった。
そのときその知人が、茶道のおけいこを始めたことを知った。
その時まで韓国では「茶道」という文化はないと思っていた。
翌日 おけいこ日に連れて行ってもらった。
抹茶のお点前をするとき、立て膝をしているのにはどうしてもなじめない。
(韓国では正座するときの、正式の作法なのだが・・)
これが異文化というものか、と感じ入った。
また民族は違っても類似点も多い。
それを見つけることはおもしろいことだ。
わたしが韓国に興味をもつ理由のひとつ。
裏千家大宗匠の記事を読み、なつかしく想い出した。