石川県立美術館リニューアルオープン記念「法隆寺の名宝と 聖徳太子の文化財展」を見た。
玉虫の厨子など、国宝3点、重要文化財53点もいれて111点もの日本美術が一堂に展示されていた。
「国宝・玉虫厨子」は、千三百余年も経たものとは思われないほど。
その細工は巧妙で 見ごたえがあった。
奈良から6時間かけて運んだ。
木製なので少しの温湿度差でも狂いが出て、組み立てができなくなる可能性があり、
金沢に届いてからも二日間寝かせてから、荷をほどいた。
専門家の知恵と工夫があったとはいえ、「大切な、大切な国宝の数々に、いかに神経を使ったか」と。
館長さんのお話は興味深いものがあった。