『 キャベツ炒めに捧ぐ 』 井上 荒野・著
角川春樹事務所・刊
この作家さんは 初めて読んだ。
同じ作家の井上光晴さんがお父さんだとは 先日知ったばかり。
惣菜屋で働く3人の女性の物語り。
個性豊かな女性に 描かれているが、こういう女性はどこにでもいるなあ。
共感ができ、親しみやすく どんどんと早く読めてしまった。
キャベツ炒めは もとより あさりフライ、ふきのとう、豆ご飯・・と、美味しい惣菜が出てくるので、食事前には 読めません。
一流料理ではなく、おいしい惣菜というところが、読者をひきつけますよネェ。