この題を見たとき、
わたしも( 本はこれからどうなるのだろう。電子本は いやだ。 本は紙で読みたい )と思っているので、
「岩波新書」という むつかしい本ばかり出版する(わたしにとっては)お堅いところの本を 読んでみた。
本書は、36人もの 多くの人が、「本」について意見を寄せたものを、編者がまとめたもの。
その多くの人が 電子本(書籍)を認めていながら、「紙の本は無くてはならないもの」と結論で言っている(少なくとも わたしにはそう読めた)。
作家出久根達郎さんは、「本の魅力は 紙 。愛書家は紙が好きなのだ。紙でない電子書籍に 愛着は持てない。」とまで 言っている。
この文を読み、わたしは 安心した。