足澤るり子・著 『 展覧会をつくる 』
~ 一枚の絵がここにくるまで ~ 柏書房・刊
著者は フリーで、海外展や コンサートのコーディネートを行なうことを、職業にしている女性。
フランスでは、子どものころから よく展覧会へ連れて行き、「本物」を観る教育をする と聞く。
著者が 自分の仕事を通して、「すべきこと」を綴っている。
多くの人が「本物」に接するように、見学できる機会を提供するために、苦労している。
(と、言うより 著者は この仕事を愉しんでいる)
どんなことをしているか。
簡単に言えば、
一枚の絵を「展覧会で 出会うための橋渡し」の役をする女性。
著者のように、美しいものを作り出したい、常に美しくありたい、という美意識を、いくつになっても持ち合わせたいものだ。
【写真】 足澤るり子・著 『 展覧会をつくる 』
~ 一枚の絵がここにくるまで ~
2010.11.10.第一刷発行。 柏書房・刊。 @1600e