車椅子プロランナー:伊藤智也氏の、
「 心の叫び ~明日ある今日を生きる~」という講演を聞いた。
35歳で突然「多発性硬化症」という病気にかかり、車椅子生活になった。
北京パラリンピック 400mと800mで金メダルを獲得された。
これほど名誉な賞が獲れるくらいだから、本人の努力はいかほどのものか はかり知れない。
講演中、
ご両親が この病気を知ったとき、お母さんが ひと晩で白髪になったり、大正琴の先生であったのに全然弾けなくなった、と話されたときは、本当に辛かっただろう と涙が出た・・。
・・また、いつ次ぎの病気に倒れるかもわからなくて、毎晩「今日と同じ身体で、明日の朝を迎えられますように。」と祈ってから 眠る。
「夜が 怖い・・。」と話された。
スポーツに疎いわたしは、三重県鈴鹿市に こんな勇気のある選手が居ることを知りませんでした。
二年後にはロンドンパラリンピック出場を目指しておられる。
お身体を大切に がんばってほしいものです。