いままで読んだ骨董の本で、一番面白かった。
細矢隆男著 『休日は、骨董』 祥伝社刊 2007.6.5.初版。 著者は、日本初の総合学習機関「日本骨董学院」を10年ほど前に設立した学院長でもある。
本書に、「日本には大きな美術館、博物館が多くある。 そこへ行って眼を肥やすと、ものが見えてくる。 愛知県の陶磁資料館が最高である。」と書かれている。
愛知県陶磁資料館。 以前に、私はここの「友の会」に入会していて、その機関誌の編集ボランティアを10年間くらいしていた。
学芸員の方とも話しができ、恵まれた環境に包まれていたんだと改めて思う。
年をとり片道29km1時間の運転がおっくうになり止めてしまった・・。
骨董市のマナー、骨董の値段のカラクリ、とか
この本を読んでいるあいだ、骨董のミニ知識に触れ、たのしい時間だった。
どんなものが骨董か、また、どうしたら見極める眼が養われるか・・。少しはわかったような気がしたので、これから見る眼が変わると思う。