坂本すが・著 『 看護師の仕事につきたい!』
~命を救う看護のプロフェッショナル~
・・・教えて先輩!私の職業シリーズ・・・
孫のひとりが看護師をめざしている。
あいにくわたしのまわりには看護師がいないので、どんなものかと わたしが先に読んでみた。
著者は東京医療保健大学・大学院看護学科学科長・教授という肩書を持つ女性。
なぜ看護師という職業を選んだのかというきっかけから、看護師という職の人は 何をするべきかということが描かれている。
もっとも感心したのは、看護管理者になられた時のこと。
看護婦長の仕事は、患者さんに提供する看護の質をいかに高めていくか、ということに気づかれた。
そのために広い視野からとらえ直すのに、青山学院大学の経営学部で学び直されたこと。
ほかの人たちも、そんな深い考えを持つ人も多いと思うが、実行には勇気が要る。努力も要るのに、やり遂げられたこと。
孫に プロの厳しさを知ってもらいたいので、
ぜひ読ませたい一冊・・。
【写真】 坂本すが・著 『 看護師の仕事につきたい!』
~命を救う看護のプロフェッショナル~
中経出版・刊 2011.7.6.第1刷発行@1200e