以前 直木賞受賞作品『受け月』を読んだ。
その時は あまり強い印象が無い。
本書はペラペラとめくったら、
読みやすそうだったので読みだした。
著者は在日韓国人だったとか。
お母さんが「世間」というものを教えてくださった、など。
また、人と別れることにより、自分は成長してきた。
短いエッセイで 実にうまくまとめてある。
さすが賞をいくつも受賞された作家であると感心。
次ぎもまた この作家のものを読んでみたいなあ。
【写真】伊集院 静・著『 別れる力 』 大人の流儀3
2012.12.10.第1刷発行 講談社・刊 @933e