「木曽川学」の講座で、水の恵みとともに生活する棚田の話を聴いて、是非と、行って見た。すっかり日本の原風景に魅せられた。
一度目は9月の まだ残暑きびしい頃であった。師走に入りもう一度 冬景色が気になり再度行った。
今度は、9月とは逆の道順で、八百津町側の峠道から行き、棚田を見下ろすところに出た。山々に抱かれた、冬場の田んぼもじゅうぶん見ごたえがあった。
近くにある「不動の滝」の売店で 地元の食材づくしの食事をいただいた。
店の人に坂折の棚田を見てきたと話したら、
「あれは、わたしの家の田んぼもあるよ」
「昔は急な斜面のために、重い米を運ぶのに苦労しました」
「生まれたときから見ているので、いい景色かどうか、あまり感じないよ」と笑ってみえました。
「4月の終わりごろには、田んぼに水を張るから、またいらっしゃい」と。
(道路が凍結しなくなったら)ぜひまた来ます・・。