グランド歌舞伎を
明治村呉服座(くれはざ・重要文化財)で観てきた。
わたしは歌舞伎にはあまり興味がなく、
大学生の時二、三度観ただけだと思う。
演目「釣女(つりおんな)」は
能狂言の筋をそのままに常盤津節にしたものだとか。
内容はユーモラスで太郎冠者と醜女との軽妙なやりとりが
とてもおもしろかった。
「あんまと泥棒」は放送劇として書かれた作品。
登場人物は「あんま」と「泥棒」のふたりだけ。
ふたりのやり取りは どちらも譲らず、
最後は「あんま」のほうが「泥棒」を上回る悪い人だったという。
歌舞伎は今までわたしには縁遠いものだったが、
すこし身近な娯楽として観られるようになった。
雨上がりのきょうの明治村は 秋まっただ中。
緑の木々の間に 紅葉が真っ赤でした。
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