今朝 ウオーキングをしていて、道路ぎわの畑にビニールのひもが張ってあり、前から来た人を避けようとして、うっかり引っかかり、転んでしまった。
ちょうど畑の持ち主の人が庭に居て、心配して飛んで来て下さった。
「おばあさんも 家に居てばかりいては いけないから、こうして歩いていらっしゃることは よいこと」と言われた。
自分でもおばあさんだから、と思っていても、巷で”おばあさん”と呼び掛けられるのは、気持ちのよいものでは ないですよね。
~白洲次郎・正子の娘が語る~
『 武相荘の ひとりごと 』 世界文化社・刊
家に帰り、白洲次郎・正子の娘が語る『武相荘のひとりごと』を読んでいた。
偶然 白洲正子さんは「おばあちゃん」と呼ばれたら、
「私はおばあちゃんじゃないよ」言っておりました、と書いてあった。
「おばあちゃん」という言葉は、孫たちだけが使ってよい呼び名。
著者の牧山桂子さんは、
ご自分の両親は死ぬまで「次郎さん」「まさ」と呼び合っておられた、と。
この本は両親のことを多く書いてある。
が、ご自分の感じたことも、今の世の中のこうしたほうがよいということも、書いてある。
さすが正子さんの教育を受け継がれている、と思いながら読み込んだ。
読みやすい本です。
わたしも他人の呼び方には 気を付けよう・・。
【写真部分】牧山桂子・著 世界文化社・刊
~白洲次郎・正子の娘が語る~
『 武相荘のひとりごと 』 @1400e