9月14、15日は せともの祭り。
ここ何年かは出かけていないが。
瀬戸に居るころは、
毎年 誰かかれかお客さん(友人)を連れて出かけていた。
ちょうどこの9月12日から
中部経済新聞の連載小説「尾張藩の殿様列伝」藤沢茂弘作で、
”加藤民吉”の話しが 書いてある。
加藤民吉とは、瀬戸市内 窯神神社に祀られる「磁祖」
「陶祖」加藤四郎左衛門景正が祀られる陶彦神社。
この二つの神社の例祭日に春秋のせともの祭りが開かれる。
4日にわたる連載に書かれた内容は ほぼ知っていた。
この機会に 瀬戸では染付けというが、磁器の盛んな、
やきものの九州では どうであったか、知りたいと思い、
本棚から加藤庄三著『民吉街道』を出してきた。
これは著者のご子息(編者)から30年も前にいただいたもの。
加藤庄三・著 加藤正高・編者
『 民吉街道 ~瀬戸の磁祖・加藤民吉の足跡~ 』
著者が みずから九州へ 何度も出かけて、
民吉の足跡を訪ねられた記録もあり、おもしろい。
この本に 実名で出てくる人々は、会ったことがある人たちや、わたしの友人の父が登場するので、なつかしさでいっぱい・・
23年間 生まれ育ったふるさとの話しを、会う人に自慢したい想いを抱いている。
これも 年老いた ということか。
【写真】 加藤庄三・著 加藤正高・編者
『 民吉街道 ~瀬戸の磁祖・加藤民吉の足跡~ 』
1982.11.20.初版発行。@7,500円 発行所・東峰書房