辰巳芳子・著『 庭の時間 』は、
いつも 手元において 繰り返し読んでいる。
また『クロワッサン』の巻頭もの:
辰巳芳子「いのちの食卓」のレシピは、
毎号 「どんな料理かなあ」と楽しみである。
河邑厚徳・著 NHK出版・刊
『 手から心へ ~辰巳芳子の おくりもの~ 』
この著者は 映画監督で、
料理家としての辰巳芳子をドキュメンタリー映画にされた方。
・・「天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”」
この本は、映画では 尽くせなかったことを書かれたもの。
・・小松菜を茹でる時のこと
小松菜は葉と茎では 茹でる時間に三倍ぐらい違いがある。
葉と茎とを 分けて下ごしらえしなければいけない。
「・・こういう事が まごころの込め方なのね、
愛は込め方だって」。
一生、「半端なおひたし」を食べさせてはいけない、と。
毎日料理を作るけれど、
( 誰かのために ていねいに作り、
食べる人を喜ばせているかなぁ )
と読みながら 反省しています。
【写真】 河邑厚徳(かわむら あつのり)・著 NHK出版・刊
『 手から心へ ~辰巳芳子の おくりもの~ 』
2013.8.10.第1刷発行 @1400e