桜の盛りのころ たったひとりの兄が亡くなった。
きょうは忌明けの法要だった。
読経が終わったあとに、
住職から 法名(戒名)の講釈があった。
歓喜院と言う名は、法名にあまり見かけない字です。
この仏さんには ぴったりの名だと考え授けました。
わたしも、生前の兄の生き方を想い、同感だ。
日ごろから、この若い住職は、
人をよく観ておられるなあ、と感心した。
子どもの頃から数えて、この住職で四代目、
実家の寺であるこのお寺とは親しくご縁がある。
久しぶりになつかしく、
ご家族のお話しをうかがえた。
法要も無事にすすみ、墓参りも済ませ、
兄の家族と兄弟で会食。
その料亭の上がり口に、北川民次の絵が掛けられていた。
料理の器には・・大江文象の皿、・・など
作者は判らなかったが、
床の間には、おおきな染付けの花器・・
さすが陶器の町・・
目の保養ができました。
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