*****
やなせたかし・著『 天命つきるその日まで 』
~アンパンマン生みの親の老い案内~
93歳の人が書いたと思えないほど若々しい文。
また、今まで90歳過ぎた人の文をあまり読んだことがない。
この著者のように
「ぼくの人生もどうやらおしまいに近づいた」とか
「坂を転げ落ちるように急速に老化していくのを自覚する・・」
体験談が聞けておもしろい。
著者が有名人であるがために、
いろいろな方面から「長生きの秘訣」をたずねられる。
いくら長生きでも、これが秘訣ですと答えられる人は居ないということですね。
本の中で「急速に進んでいる老化を 自分も観察している」とあるが、その観察の仕方がユニークなので読みながら大笑いである。
【写真】 やなせたかし・著『 天命つきるその日まで 』
~アンパンマン生みの親の老い案内~
2012.10.10.初版発行 アスキー新書227 @800e
㈱アスキー・メディアワークス 刊
*****