木曽川学セミナー 第7回
「東シベリアのタイガ(北方針葉樹林帯)について」
講師は 岐阜県立森林文化アカデミー 柳沢 直 先生
はじめに温暖化の話。
その中で「永久凍土」という言葉を使われた。
シベリアの 冬季には月平均温度がマイナス40℃にもなるところでは、2年以上も土の温度が上がらず、凍りついている。
その状態を 永久凍土と呼ぶ。
わたしは知らなかった。
シベリアでは 主な樹木が、カラマツ、アカマツ、シラカバの3種類しかない。
降水量は だいたい愛知県で降る雨量の10分の一。
緑豊かなカラマツ林ができるわけがわかった。
種から芽を出し、やがて林になる木は、水不足から根が深くなって、永久凍土の水を吸い取って大きくなる。
なるほど。 改めて 自然の大きさに 感動。
このセミナーは わたしの関心事以外の分野です。
それでも 講師の先生の指導により、わたしなりの小さな発見を 毎回もらって帰れる。