付知の熊谷守一美術館へ行ったとき、手にしたパンフレット。
中津川にGallery「詩と美術館」と古民家を改装したカフェ「山峡(やまかい)」があると知った。
カフェには5000冊の本が、いま流行の図書館カフェというので、ぜひ行きたかった。
「詩と美術館」では、銅版画:エングレーヴィングで名高い作家、フィリップ・モーリッツ名画展が展示されていた。
さいわいオーナーが居られて お話しを伺った。
築80年という民家を改築(オーナーの生家)。
小屋組みの梁桁や、柱・天井、土壁はそのまま。
近代の住宅建築とは異なり、趣きがありよかった。
カフェのテーブルや椅子も旧い家具調度品が使われて、
落ち着ける雰囲気。
居合わせたお客さんは独り客も多く、
女性客がひとり静かにコーヒーを飲みながら本を読んでおられたのが印象に残っている。
オーナーは短歌教室の講師であり、短歌誌の編集主宰者。
また美術家としても活躍中。
前は台所だったというコーヒーカウンタ内。
若い女性スタッフの方が、ドリップで丁寧に淹れてくださった。
・・ おいしかった!!
(ギャラリーのスリット窓の下に置かれたオブジェ)
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