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岐阜県に用事があり出かけた。
わが家は愛知県だが、車で10分も走れば岐阜県側へ。
岐阜県加茂郡富加町は 濃尾平野の北東に位置する所で、
日ごろはあまりなじみのない地区。
ここに「富加町郷土資料館」がある。
きょうは時間があり、ここまで足を延ばした。
富加町は現存する日本最古の戸籍があるところ。
(それは奈良東大寺正倉院から発見された)
DVDをスクリーンで見ながら、
「大宝二年(702年)御野国加毛群半布里戸籍」
の書きかたや家系図から、
大家族の成り立ちや、ムラの様子を知りました。
特別展示室では季節がらひな人形(つち雛)があった。
いろいろな雛人形を見かけるが、
ここの人形は衣装の古さも感じず、上品な つち人形。
道具類も それは上質なものだった。
富加町は人口5,400人ほどの町だが裕福な町のようで、
緩やかな丘陵地に 東大寺正倉院を模した立派な建物が
広い土地にゆったりと建てられていた。
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