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須藤靖貴・著 『 小説の書きかた 』 講談社・刊
県立高校の文芸部を舞台にして、
どうしたら小説を書くことができるかを
教えてくれるという内容。
わたしは、高校生になった、というか
生徒になったつもりで その教えを読んだ。
小説を書いていく段階で、
一番大切なことは「予定調和」だという。
誰でも想像できちゃうようなことは避けるという。
初めて聞いたような話しを書きなさい、
と教えられる。
小説を書くということは、平凡なことではだめなのだ。
また、この著者は、新人賞を受賞した小説家を登場させて、小説というものを教えてくれる。
小説は書けないわたしは、面白かったし、感心した。
本書は、こらから文章を書いてみようかと思う人には
参考になる。
【写真】須藤靖貴・著 『 小説の書きかた 』 講談社・刊
2015.9.3.第1刷発行 @1300e
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