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林 真理子/見城 徹・共著 『 過剰なる二人 』
林真理子という作家の才能を見出し、
作家として成功させた編集者との共著。
この作家は 順調に直木賞を受賞し、
運のよい幸せな女性と思っていた。
・・そんなわけないですね。
成功するまでは血の出るような苦労もされているから、
今があることがよくわかった。
幻冬舎社長の見城氏も、本書で苦労を書いておられる。
いや、氏の生き方、を。
いままでの林真理子著の本を思いながら、
楽しんで読んだ。
「小説は文章描写の芸術である」と言われる作家。
同感だが、
わたしのような者には、
これほどむつかしいことはないなあ。
【写真】林 真理子・見城 徹 共著『 過剰な二人 』
2015.9.29.第一刷発行 講談社・刊 @1300+tax
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