植松三十里・著 『 達成の人 』中央公論新社・刊
~二宮金次郎早春録~
またまた植松三十里さんの本。
とっても読みやすいのは、やさしい言葉遣いだから
平仮名と漢字のバランスが良い。
日本人なら誰でも知っていた二宮金次郎の一生を小説化。
何時の頃までか、二宮金次郎の石像がどこの小学校にもあった。
武家と、農村復興に命をささげた二宮家の長男。
赤貧から知恵と学問で、自分も含め百姓たちの生活を救った。
何時の時代にも平等の世界を築くのは難しいものだと感じた。
金次郎の苦難の様子や努力が、
あの時代の国民の心に受けたのでしょう。
【写真】 植松三十里・著 『 達成の人 』中央公論新社・刊 ~二宮金次郎早春録~
2009.12.20.初版発行 @1600e