植松三十里・著 東京堂出版・刊
『 おばさん四十八歳 小説家になりました 』
最近 ブログに書きたいような本は読んでいないので・・
本書は 本当におもしろかった。
昨年12月に出版されたばかり。
歴史小説家として作家稼業を始められたころのこと。
デビューされてからの苦労話も身につまされる。
その中でも 次女の不登校の苦労話は
他人事でもドキドキと心配した。
著者はこの次女の不登校を書かなかったら、
小説家になった理由が説明できない、
と言われているのが理解できた。
文学賞を受賞され、その賞金や副賞にまつわる話も、
小説家はこういう笑いや涙ありの生活をされるのか・・
おばさん小説家の奮闘記が身近に思えた。
この作家の歴史小説は、まだ一冊も読んでいない。
さっそくに昭和史のヒーロー:重光葵(外交官)を小説化した、
『 調印の階段 』を読みたい・・
【写真】 植松三十里・著 東京堂出版・刊
『 おばさん四十八歳 小説家になりました 』
2013.12.10.初版発行 @1500e