「目まい」も「吐き気」もおさまり、昨日は 点滴の間も、
ずーっと 岸恵子著『 わりなき恋 』を読んでいた。
岸恵子・著 『 わりなき恋 』 幻冬舎・刊
かなりの長編であるし、内容や言葉を すこしていねいに 味わいながら楽しみたいので時間をかける。
この小説は 女優・岸恵子の体験なのか、フィクションなのかは、全く分からないが、ドキドキと ときめく場面も出てくる。
主人公(70歳)は (わたしと あまり変わらない年齢だが)
才能も 魅力もある。
まるで 岸恵子そのもののように思いながら、
その生き方に感心している。
今回の入院の際には、
(もう若くないから 不都合なところも出てくる。
この辺で あきらめて、できることをして、静かにしていようか)
と 思った。
・・が、
気分も 良い。
たとえ耳が聞こえにくくなっても、
”高齢”のお供をして、うまく付き合っていこう・・
・・病室の窓から 青空を見ながら 考えています。