渡辺みどり・著 『 日韓皇室秘話 李方子妃 』 読売新聞社・刊
昨年12月に訪韓の折り、国立中央博物館 日本館で日本人のTさんの解説をお願いした。
この日本館に展示されている品(絵、美術品、陶器など)は、李王朝最後の皇太子李垠(イウン)と方子(マサコ)妃の持ち物であった、という。
異国の王朝に嫁いだ李方子妃のことをもっと知りたい、と思い 本を探した。
『 日韓皇室秘話 李方子妃 』は渡辺みどり著。
結婚生活の初めのころは、豊かで穏やかだった。
世が変わりタケノコ生活をせざるを得なくなる。
国立中央博物館に、そのうち何点かが遺されている。
李王家の総財産は数え切れないほどあり、
美術品一万数千点ということを知りました。
方子妃の自伝『流れのままに』によると、
彼女は自分の婚約を新聞記事で知るという、考えられないような生活をされた。
あの博物館にあった展示品のひとつづつを思い出しながら、本書を読んだ。
【写真】 渡辺みどり・著 『 日韓皇室秘話 李方子妃 』
読売新聞社・刊 1998.10.12.第1刷 @1500e
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