冬物バーゲンが始まった。
大型スーパーへ買い物に行き、
「セール」に 引き込まれ、雑貨屋へ。
最近 白髪がふえたので 時々帽子を愛用している。
こげ茶色のアンゴラ帽子が眼に留まった。
4割引だったので 衝動買い・・。
「雀が宝探しを始めたら蕪(かぶら)蒸しを 作れ」という諺がある。
雀が食べるものに困って、落ち葉の下をつつくほど寒くなったら、
蕪が旬を迎える、という意味。
蕪は 古く奈良時代から 栽培されている。
・・ということで、今時分、蕪を食べなければ と、
蕪料理をする。
わたしは 漬け物(生で食べる)が好き。
友は 鍋物にも入れるという。
小学校卒業以来 一度もお会いしたことがない友人。
何年か前にちょっとしたきっかけで、
年賀状のやりとりが始まり、
「会いたいネ」ということで、きょう実現した。
待ち合わせの場所に行っても、
果たしてわかるかなあと ドキドキだった。
何のことはない。 面影があり、
50年の空白は一瞬のうちに消え去った。
なつかしい話しやら、現在の家族の様子の話しで、
3時間あまり、 おしゃべりは尽きることはなかった。
春野菜の、つみ菜。
毎年3~4月ごろ 浅みどりの葉を摘んでは食べる。
辛し和え、ゴマ和えにしても おいしい。
わが家は みんな好きなので、家庭菜園で育てている。
冬深し 寒の内という今頃なのに、
畑のつみ菜は、もう 菜の花のように 黄色の花が咲いてました。
今の時季に花が咲いたのは、
種から蒔いたのではなく、ポット苗を植えたからかなあ・・。
以前、この著者・小澤征良のエッセイ『おわらない夏』集英社刊を読んだとき、スケールの大きな人だと感じていた。
この本『 しずかの朝 』は、25歳 独身女性の心の動きを描いたもの。
途中から登場してくる、クーニャという老婦人が、ひょっとしたら入江麻木さんではないかと思いながら読んでいた。
やっぱり最後に「この小説を祖母入江麻木に贈ります」と書いてあった。
上品な言葉の文章が 印象的な本。
それにしても、小澤家は父・指揮者、息子はタレント、娘は小説家・・。
輝かしい才能一家であることよ。
【写真】小澤征良(おざわせいら)・著『 しずかの朝 』
2008.11.30.発行 新潮社・刊 @1400E
陶芸教室の新年会でした。
幹事をすることになった・・。
会場は 時々ランチに利用する和食のお店に決めたので、
出席者に気に入ってもらえるか、心配でした。
ここの陶芸教室に お世話になり5年。
ずーッと前には、新年会をやっていたそうですが、
ここ5年ではやっていなそう。
20人以上の多くの人に来ていただき、
よい雰囲気でした・・。
若い30代の主婦6人と、ひな人形作りをした。
同じ型紙を使って、作ったけれど、
それぞれが個性的にできあがり。
シンプルなので簡単かと思ったが、
バランスをとるのがむつかしかった、と評。
今、陶磁器メーカーでは、
ひな人形の出荷がピークを迎えているそうだ。
最近は、細面の美人顔より、 柔らかい丸顔が人気だとか。
本日の作品は 流行の「和める顔の人形」でした。
1月14日 誕生日、2番目の孫が15歳。
中学3年生、高校受験勉強 真っただ中。
生まれてきたとき、看護師さんから、
「きれいな娘(こ)よ」と 言われたのを覚えています。
わたしの作るミートソースが 大好き。
たいしたケガや病気もせずに、
すくすくと育ち、感謝です。
三津田富左子・著『 50歳からの満足生活 』
知的生きかた文庫 三笠書房
名古屋 広小路のW書店に、この本が何十冊と置いてあり、目に付いた。
「人にたよらず楽しく暮らす」を実践している人・・と、表紙カバーに書き込まれている。
著者のお歳は、大正元年生まれの現在96歳。
この年代の女性が、気ままに、好きなように生きる、
自分の意志を通して生きるというのは、大変なことだったろう。
そういう点では 脱帽!
歳を重ねて 何にもする気力のない人、
退屈な人には ぜひ読んでほしい一冊。
【写真】三津田富左子・著『50歳からの満足生活』知的生きかた文庫 2008.10.10.第1刷発行・文庫本化 三笠書房・刊 @571E
名古屋市美術館で モネ「印象 日の出」展 に行って来た。
昨年の暮れから前売り券は 買ってあった。
美術館に着いたらチケット(当日券)を買う人たちがズラーッと並んでいた。(寒い外で)
中に入って さらに驚く。スゴーィ人、人で画が見れないほど!
クロード モネは 150年くらい前に、日本の文化(浮世絵)から強い影響を受けた画家。遠近法、ぼかし、ゆらぎ・・。
日本人の私たちには、だから好かれるのかもしれない。
しっかりと見てきました、モネ「印象 日の出」は。
(・・「印象 日の出」は:“印象派”の名付け元。)