正月早々 長編小説を読む。
世の中には なにをやってもうまくいくという人はいる。
この主人公女性・平野聖子もそんな一人かも、と読んでいくと、彼女に関係した男たちは破滅か死んでいくというミステリー。
この女性世界は、平凡なわたしには謎が多く、理解できない。
日常生活にあまり起こり得ない女性の人生が描かれているから、小説としておもしろいのだろう。
かなり読み応えがある長編だが、正月休みみたいな退屈している人に おすすめの本。
【写真】北方謙三・著『 旅のいろ 』 講談社文庫。2009.9.15.第1刷発行、講談社・刊。@790e 初出単行本:2006.5.講談社・刊。
市の健診を受けた結果が知らされてから ちょうど二ヶ月。
きょうは保健指導が行なわれる日なので、予約して行って来た。
「悪玉コレステロールが多いので 三ヶ月で2Kg減量するといいよ」言われていた。
今日その場でまた体重を量ったら、3kg減量、また腹囲は5cm少なくなっていた。
二ヶ月歩き続けて 食事に気をつけた結果。
さて これからこれを維持しなくてはネ。
半年後、保健指導の先生に電話で報告するように言われている。
(ゴミ一つ拾うあなたにありがとう)(五条川のんびり歩くきみとぼく)
毎朝歩いていると、いろいろな珍しいもの、
きれいなもの、感心するものに出合う。
今朝はサクラ並木の自然歩道を歩いた。
小さな手作りの看板が目に付いた。
「川をきれいにしよう」という小学生のものや、
市が作った「犬を連れた散歩中の人向け」のもの。
民間のどなたかが描かれたものなど、
なかなか味があり、おもしろい。
( 五条川をきれいにしよう )
荒井和子・著『 アルツハイマーからお帰りなさい 』ポプラ社・刊。
年齢を重ねていくと、この種の本に 目がいくようになる。
本書は医師である夫がアルツハイマーとして診断された、妻による看病記である。 文字にすることにより、敢えて人前にさらすことを決められた大きな理由がある。
発病して2年余り経って、病気も良くなり、今は穏やかな余生が送られるようになった。
病気で病んでる方へ、希望を与えるためだ。
わたしはやはり認知症の母を7年間看護をした。
認知症は治らないものと思っていたら、うつ病によって生じた認知症は回復すると聞き、うつ病の原因を取り除くことにより、認知症がうーんと軽くなった経験がある。
やはり病気は、いろいろな経験者の話しを聞くと参考になる。
いま周囲にこのような方がいたら、ぜひ一読されるとよいと思った。
【写真】荒井和子・著 『 「アルツハイマー」からお帰りなさい 』 ポプラ社・刊。2009.6.7.第1刷発行。@1300e
12月も押し詰まった頃、電子レンジの調子がおかしい。
正月そうそうに買い換えることになった。
新春の特別価格になっていた日立のオーブンレンジに決めた。
さっそく使ってみて失敗。 すこし複雑で慣れるまで大変そう。
娘から「やっぱり暖めるだけ(シンプルな)のにしておけば良かったのに」と言われてしまった。
よし! できるだけ早くマスターして、 電子レンジくらい使いこなそう。
無くても済むが 今まで使ってたものがないと不便。
こうして人は道具に使われていく。
わが家では いつの頃からか、
一月一日の新聞を、あれこれ各紙買い揃える。
特に理由はないのですが、「新聞を読む」のも生きている上に欠かせないと思っていますし、楽しみでもあるのです。
配達に大変な日でも きちんと配られて、
朝一番に、開くことができる日本は ぜいたくかもね。
あけまして おめでとうございます。
寒い年明けとなりました。
わが家も皆 健康で 新しい年を迎えることができました。
お正月は、長女や次女の家族が集まって、
わいわいにぎやかに過ごすのが、毎年の行事。
今年も わたしの大好きな漆の器が活躍。
陶器もいいですが、最近は 漆の器を見ると、つい買ってしまう。
ハレの日には やっぱり朱塗り。
漆の器は 食卓をとても華やかにしてくれる。
( 角もいい。 丸もいい。 )
( 丸盆に 自家製のみかんを載せて )
( 重ねるのも いい。 )
子どものころは「もう一つ寝るとお正月」でうれしかった。
まくら元に 正月に着る新しい下着と晴れ着を揃えて寝たものだった。(お正月には いつも着物を着させてもらう)
わが家は商家でいそがしく、中学生高校生になると、家の手伝いで(料理や掃除)、どうかして外出したいものだと願っていた。
大学生になるとデパートでアルバイトするようになった。
家では猫の手も借りたいほどなのに、アルバイトなんてと大反対だったが・・。
主婦の今は、やっぱり あれこれ やらねばならない事だらけで いそがしい。 にぎやかな中に 一年も静かに終わっていくのが、 わたしの大晦日。
この一年間も 終わりましたね。
わたしは健康で、好きなように楽しく生活(くらし)たかなあ。
家族も みんな無事で過ごせました。
陶芸、藤工芸、ボランティア、読書、家事にと、
毎日 走り回っているうちに、一年経ちました。
何事もなく過ごせて 幸せでした。
感謝。
(ヒバ類で作ったリース:正月バージョン)(庭の水仙で)
「一夜飾りは 縁起がよくない」といわれる。
年の初めを彩る花は 松。
花ではないのですが 門松のイメージから
「一月の花は 松」だそうです。
わが家では、玄関に正月らしい、
手作りの飾りや 花を活ける。
(獅子舞と 折りヅル)