市民大学:明治村学講座。
本日の講師は博物館明治村建築担当の石川新太郎先生。
昭和40年(1965)に開園。 ことしで47年。
明治村ができるキッカケは、あの「鹿鳴館」が昭和15年(1940)に解体されてしまったことにある。
これを惜しんだ建築家谷口吉郎さんと、同級生の土川元夫さん(名鉄副社長)とが、
解体されてしまう歴史的建造物の移築保存を発起した。
鹿鳴館は 築57年目で解体。
帝国ホテル中央玄関は 45年目で解体移築。
・・ということは、だいたい50年でリセットするということ。
西園寺公望公別邸「坐漁荘」が 現在修理中。
数寄屋造りの別邸は、これほどの材料が!?というものを使っているという。
トイレにしても、これ何?!というほど、部材に凝ってある。
扉にはところどころに黒柿が使われ、ふすま貼りには京都龍村織物が使われている。
・・修理にかかる費用も大変だろう。
来年度中に修理工事は出来上がりそうとのこと。
ぜひ見に行きたい。
明治村には いま68点 64棟がある。うち重要文化財10棟。
この修理修繕、維持管理は 大変なのだ。
この先生の話しを聞きながら、家の近くに(車で10分)こんなすごいところがあると改めて感じた。
あいにくお天気が悪く、とても寒くて観光客も少なめ。
いつも行列ができる「たません」のおせんべいが買えました。
明治村で これを食べるのが好きです。
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