『 人は道草を食って生きる 』
赤瀬川 隼(しゅん)・著 主婦の友社・刊
1980年ごろだから、いまから30年ほど前 著者が、外国語教育と国際交流のための民間団体に、勤めておられた。
そのころ名古屋の丸善ビルの事務所で、何度かお目にかかったことがある。
のちに直木賞を受賞され、作家になられた・・。
あの頃は、大作家になられることなど知る由もなかったから、驚いた。
本書のエッセイを読んでいると、あの頃のことも書かれているので、あれこれ思い出され なつかしかった。
「貧乏という名の贈り物~娘への手紙~」という文章では、わたしはお嬢さんも知っているので興味深く読んだ。
優しい著者だが 当時は父として厳しい経済的状況の中で育てられていたのか、と知りました。
お嬢さんも しっかりしていて、小さな子どもたちからもとても信頼される”お姉さん”でした。
今は、著者も 娘さんも お元気で お過ごしでしょうね・・。
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