ロクロをはじめて間もない頃、愛知県陶磁資料館の企画展で、李朝時代の花器をみた。
肩にかかるカーブの線が なんともすてきだった。
そのとき2、3人の友人と一緒だったので「私、今度こういう形を作ってみる」と言ったら、大笑いされた。
それから、800gの土をどれだけの高さに上げられるか、明けても暮れても家で練習した。
写真のものは その当時つくったものだ。
不思議なことに 今より未熟なときに作ったものが、現在のよりも気に入っているというものもある。
ロクロも下手だし、造形もよくないが どことなく捨てがたい。
こういうのを「味がある」ということかなぁ。
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