『 おひとり死 』 松原淳子・著
~誰にも迷惑をかけない最期を迎えるために~
「おひとり死」
このような言葉が目につく年齢になった。
「無縁死」とか「孤独死」のことばが新聞などで、毎日のように目にする。
著者はNPO法人SSSスリーエスネットワーク代表。
スリーSとは「シングル、スマイル、シニアライフ」の略で、
ひとりの人が最期まで楽しく安心して暮らしましょう という意味が込められているようだ。
日本の20年後は、国民の約4割が高齢者で ひとり暮らしという予測がなされているそうだ。
そうなれば「おひとり死」、誰にも看取られずに死ぬ人ばかりになる。
身元保証人は誰にするか、後見人は誰にするのか、延命治療はするのか、葬式はするのか、遺骨を誰に運んでもらうのか、遺産は誰にあげるのか、などなど。
いざという時のためにノートに書いておくとよい、とアドバイスもあった。
おひとりでも、おふたりでも、人は必ず死ぬ。
わかっているけど、生きているときに実践するのは難しい。
身体の老化は防げないが、”心”は自分次第でいつまでも若々しく居られる。
心の老化を防ぐために がんばりたいですね。
【写真】 松原淳子・著 『 おひとり死 』
~誰にも迷惑をかけない最期を迎えるために~
2010.10.30.初版発行。河出書房新社・刊。@1400e
8月の 藤工芸教室。
今日からあこがれの人形制作。
とりあえず スリムな女性の人形は難しいらしいので、
おじいさんを作ることにした。
まず、胴体から編み出す。
このところの猛暑は我慢できるが、
藤は濡らしても すぐ乾き、やりにくい。
下の写真は 何が何だか わからない。
来週はお休みするので、
来月となれば 何とか 格好がつくだろう・・。
ことしも市の特定健康診査を受けた。
毎年 LDLの数値のみが少し高い(薬を飲むほどではないが)。
ことしも例年とほとんど変わらず、特に問題は無いということでした。
メタボリックシンドローム判定も、「該当せず」で やれやれです。
高齢になるにつれて、あちこち気になることもありますが。
市の教育委員会主催の市民大学公開講座。
「大震災に備えて ~震災の教訓を未来へ~」
阪神淡路大震災記念 人と防災未来センター 語り部
谷川三郎さんの講演を聞いた。
暑い時間だし、気乗りしなかったが、
日ごろ何にも備蓄していないし、経験された方の話しはなかなか聞く機会はないので、お聞きして来ました。
講師の方は元・芦屋市建設部長としてあのとき働いていた方。大震災のときは救命活動、復旧活動に大活躍されたようです。
被災時に役に立ったものベスト1.は懐中電灯、2.携帯ラジオだと。心しておきます。
日ごろから家族みんなで避難所を確認しておくことが大切なことだと言われました。
明日は我が身かも知れません。
非常落ち出し品を整え、非常時備蓄品も少しづつ備えておきます。
芥川龍之介・著 『 蜘蛛の糸・杜子春 』
(くものいと・とししゅん) 新潮文庫
高校の教科書で学んだ気がする。
その後 何十年も 芥川小説は 読んでいない。
隣り町の図書館主催の「大人のための読書感想文講座」に申し込みをした。
事前に「蜘蛛の糸」を読んで、その本を持参することと言われていた。
本書の「蜘蛛の糸」は芥川が最初に書いた(大正7年)、年少者のための作品。
これをこの歳になって、ふたたび読んだ。
短い文章(短編集)ですが、一行も無駄な言葉がない。
わたしなどが今さら なにもいうことがありません。
ただ、ただ尊敬です。
残念なことに この講座、申し込み人数が少なくて、
取り止めとなり、がっかりです・・。
博物館・明治村のお盆は、「宵まつり」開催中。
すこし早目の夕飯後、出かけた。
(わが家から車で5分ちょっとのところ)
駐車場へ入る車が並んでいて びっくり。
ゆかたを着ていると女性は無料なので、ゆかた美人がいっぱい。(男性は200円引き。通常:1600円)
広い園内に70近くもある、明治の建物、重要文化財もライトアップされて、美しく飾られている。
明治の時代の人が見たら、目を廻しそう・・。
8時半ごろ花火が上げられ、宵まつりは盛り上がる。
「ゆかた無料」「地元市民は半額」の効果は大きいですネ。
今朝テレビで「土と生きる日々」と題して、細川護煕氏の生活を放映していたのを観た。
先日どなたかのブログで、今年から京都造形大学の学長さんになられたということを知った。
わたしは2008年に三重県のパラミタミュージアムで「細川護煕~数奇の世界展」を拝見した。
そのとき陶芸だけでなく 漆工芸にも腕をふるわれた作品があり、心奪われた。
とくに「さくらんぼ」という作品は、カンバスに漆でさくらんぼを描かれたもの。
書も 水墨画もプロ。 多才にびっくりした。
なにより すべて愉しんでおられるのだ・・。
奥様は、氏の生き方を「文武両道です」と語っておられた。
まさに そのとおり、お見事!!
6月の なかばごろ、雑誌(会員あて機関雑誌)の投稿欄に、わたしの原稿が掲載された。
その折に、記念のギフトカードを送付するという手紙が届いた。
7月が過ぎようとしても 届かない。
このような時どうすればよいのかわからない。
相談した人は「歴史もあり、大きな会社だし、間違いないから、もう少し待て」という。
8月になってもまだ届かないので、請求することにした。
(こんな催促はいやだなあ と思いつつ・・)
担当の人(女性)は、社内で仕事が進んでいなかった事実が起きていたことに驚かれたようで、すぐに送付手続きが終わり、お詫びの手紙とギフトカードが送られて来た。
・・が、なんだかすっきりしませんでした。
こんな小さなことからも、信頼を失うことがあると思う。
何事も ていねいに 心配りを忘れずに、と自分にも言い聞かせました。
お盆の期間、明治村は 夜9時までナイター営業。
花火やコンサートなど イベントが盛りだくさんあるそうな。
ゆかたを着ていくと、入場無料。
高校生の孫は 友人とでかけた。
ゆかたを着て、帯はインターネットを見ながら自分で結んだ・・。
「いかがでしょう?」
「まあまあ きれいにでき上がった」
最近 よく すいかをいただく。
スイカは果物と思っていた・・。
農林水産省ではスイカを「果実的野菜」として分類しているそうです。ちなみに「イチゴ」「メロン」も、だそうです。
野菜と果物の違いは、樹に実がなるものが果物、そうでないものが「野菜」。また、種が食べられるものは野菜、食べられないものは「果物」。
わたしは小学校6年生のとき、腎臓を患った。
一ヵ月学校を休んで、家で寝ていた。
そのとき 冬なのにスイカを食べると良い、と医師からすすめられ、よく食べさせられた。
それ以来、スイカは食べたくなくなった。
家人や隣りに住む孫たちは、
「 ことしのは美味しい! 」