長い連休も終わった。 外来診療も始まった。
入院患者は 真っ先に受けさせてもらえるようだ。
耳鼻科の検査を受ける。
音がどの程度聴こえるか。
レシーバーというのを着けて、機械で音を出す。
聴こえたら ブザーを押す、というもの。
入院前には、右耳は ほとんど聴こえてなかったが、
きょうは 少し良くなった、と言われる。
主治医からも「雑音もなくなったので、だんだん良くなるのでは・・」
と言っていただき、・・・・大変 うれしい。
病室からの、さわやかな5月の空も、明るく眺めておられる。
けさ、6時ごろ起き上がり、本を読んでいた。
ふと 右耳の雑音がするか、と試みた。
しゃべらないと分からないので、
「縦横無尽の文章レッスン」を声を出して読んでみた。
「えっ !? 」
・・昨夜まで ガァガァ ジージーという雑音が聴こえない。
ヤッター! と思ったが、
まだ判らないので だれにも知らせてないが・・
声を出して読んだのは、
村田先生の教え子で、韓国からの留学生の文。
「希望」というタイトル。
韓国の田舎の、冬枯れの情景が語られている。
自分の治療の時に、
こんな(希望)よい文を 偶然読むことができました。
・・韓国の田舎(加平)に住む、友人(Cさん)・・
今ごろ 元気かしら・・。
わりなき恋の「わり」は理のあて字で、理由や分別を超えて、
どうしようもない恋、どうにもならない恋だという。
この本を読んで 書きたいことはいっぱいある。
・・でも、下手な感想は書かない。
・・美しい物語が こわれてしまうような気がする。
著者の年代に近い方に・・
人間の生き方に興味のある女性に・・おすすめ。
言葉の きめ細やかな動きに敏感な人に、
ぜひ お読みいただきたい。
あれから 丸二日間、気分も良くなり、大型連休中で、病院内も静か。
点滴注射を打つだけの、暇な読書時間に、
この本を読めたのも ラッキーだ。
【写真】 岸 恵子・著 『 わりなき恋 』 幻冬舎・刊
2013.3.25.第1刷発行 @1600e
東京都の猪瀬直樹知事が、夏季五輪招致を争うイスタンブールを批判する失言をした、とマスコミで言われている。
内容は新聞などで読んだが、
わたしには よくわからなかった。
ただ わたしはトルコびいきなので、
きちんとトルコに説明してほしい、と思う。
いまから19年ほど前、知人に頼まれて、
トルコの青年を 40日間ほどのホームステイで受け入れた。
その折りに「トルコにいらっしゃい」と言われ、
10人の友人を連れて、トルコに行った。
そのトルコ青年のお兄さんが、首都アンカレの高官で、SPを連れてやってきて、わたしのために夕飯を御馳走してくださった。
いまでは 時々に あの知人を通して消息を聞くくらいだが。
あのときの優しかったトルコの人たちに、日本を悪く思われたくないなあ・・。
いつまでも「トルコ人は親日家」と願う。
病室で寝ころびながら、楽しかった二週間のトルコの旅を想い出していると 退屈しなかった。
「目まい」も「吐き気」もおさまり、昨日は 点滴の間も、
ずーっと 岸恵子著『 わりなき恋 』を読んでいた。
岸恵子・著 『 わりなき恋 』 幻冬舎・刊
かなりの長編であるし、内容や言葉を すこしていねいに 味わいながら楽しみたいので時間をかける。
この小説は 女優・岸恵子の体験なのか、フィクションなのかは、全く分からないが、ドキドキと ときめく場面も出てくる。
主人公(70歳)は (わたしと あまり変わらない年齢だが)
才能も 魅力もある。
まるで 岸恵子そのもののように思いながら、
その生き方に感心している。
今回の入院の際には、
(もう若くないから 不都合なところも出てくる。
この辺で あきらめて、できることをして、静かにしていようか)
と 思った。
・・が、
気分も 良い。
たとえ耳が聞こえにくくなっても、
”高齢”のお供をして、うまく付き合っていこう・・
・・病室の窓から 青空を見ながら 考えています。
突発性難聴で 入院。
病室に入り、すぐに点滴注射2本を打つ。
そのうちに昼食の時間。
あまり食欲もなく、ご飯は少ししか食べられない。
耳が悪くても、痛みも何もない。高い熱もない。
そして、気分は といえば 良い。
おしゃべりすると、右耳に妙な雑音が入る程度。
( 他人の声は、右耳では聴こえにくく、
左耳からで 聴いている、らしい )
昨日注文した本 『 わりなき恋 』岸恵子・著 。
おもしろくて止まらない(かなりの長編なのだ)。
看護婦さんが時々用事で来られるし、
・・家に居る時のようには いかない。
病室の窓から見える風景は、
マンション、スーパーの駐車場、五月晴れの空。
大きなケヤキの樹の 新緑が眼に優しい。
初めての 点滴・入院の体験。
考えていたよりは 我慢できそう・・。
(短期間と 限られているから)
4月26日にも ウォーキング中に 目まい。
朝一番に再び近くの病院へ急いだ。
先日かかったときには「血圧が高い時だけ飲む薬を出す」と言われてたが、毎朝夕の測定で それほど高くないので、飲むこともなかった・・。
この日は もう一人の医師が担当。
もうしばらくこのまま様子を見ることに。
わたしが「歩いていて突然に転ぶほど目まいが大きい」、
と訴えているのに、二人の医師とも
「血圧」の他に 何故気付いてくれなかったか・・
わたしには ものすごく腹が立つ。
気分が落ち着いていたので 帰り道、
約束通り友人たちと合流して、ランチして帰宅した。
( 毎朝のウオーキング路 サクラ並木 )
午後3時ごろ、急に強い吐き気と目まいに襲われ、
大急ぎで大きな総合病院へ行く。
外来診療時間外でしたが、
いくつか検査をしてもらっても、特に異常なし。 帰宅した。
翌27日の夜 友人と携帯電話をしていて、
「あら・・?」と気付いた。 右の耳だと聴こえない。
このときずっと前に聞いてた、突発性難聴?と ふと思った。
ふたたび友人からの電話で、右耳が聴こえないことに気付く。
さっそく家庭医学百科本で調べたら「やっぱり・・」だった。
前日の総合病院の時間外担当の若い医師にも、
「目まいのする病気はほかにないですか?」と尋ねたのに、
自分で納得できる応えはなかった。
休み明け早々にふたたび総合病院に行き耳鼻科にかかって、
「突発性難聴の疑いが濃い」と診断。
5月2日から入院。
(わが家から近いし、若い人なら通いでもよいそうだが・・)
完全には治らないかも知れないが。
今回「自分の体は自分で守る。他人を頼りにしてはいけない」と学びました。
( 五月晴れの日 総合病院 待合室ロビーから )
この何年間か 病気で医者に行ったことは無かった。
今朝7時ごろ 立ちくらみ というか 目の前がボ~っとした。
変だなあと思ったが、すぐに元に戻る・・
9時半ごろ 手紙を出しにポストまで行き、
遠回りしてウオーキングしながら帰宅しようと歩いていて、
また身体が宙に浮いたように感じながら そのまま歩いていたら、まっすぐに歩けず 右へ右へと進んで 転んでしまった。
これは・・心配になり、
家に帰ってすぐに一番近い病院へ連れて行ってもらった。
・・「少し 血圧が高い」と言われた。(上178、下90)
いままで そんなことは無かったのに・・。
「数日間、毎朝 夕 血圧をチェックして、持って来てください」
わが家は 血圧計も無い。(体温計と万歩計はある)
今は電器屋さんにも売っているのだ、とか。
(看護師さんに教えてもらった)
わたしは病院で使っているのしか知らなかったが、
手首で測る 簡単なものがあった。
病院からの帰りに、最新式手首式血圧計を買ってきた。
9980円でした。
わたしも こんなヘルスケア器が要るような歳になったか、と思って、・・がっくり。
わが家は よく すり鉢 を使う。
ミキサーやフードプロセッサーも使うが、
「とろろ」や「ゴマ和え」は すりばちで優しく擦ると歯触りも良くおいしい。
もうひと回り大きいのが欲しいと思い、
岐阜県土岐市駄知町にある「すりばち館」(南楽窯)に行く。
赤絵のも可愛い。
が、呉須で花が描かれた 白っぽいのにした(直径27cm)。
ここは日本一大きなすり鉢や、古い古備前(直径70cmもある)、犬山焼、瀬戸焼など日本中の窯元で焼かれたすり鉢も展示されている。
いつか 料理研究家の栗原はるみさんも器を買い求めに訪れられたとか。
お店番の宿人さんからお聞きした。
知人が韓国料理の先生をしている。
一度行ってみたいと思っていたので、友人と一緒に参加した。
きょうの献立は「チジミ」
韓国製のチジミの粉を使って、
先生のオリジナル3種 教えてもらった。
ごぼう入りがわたしは一番好き。
タレは韓国のトウガラシを使って作る。
コクがあって とってもおいしかった。
これでわが家のオリジナルチジミも、
いろいろ工夫して焼ける。