辰巳芳子・著『 庭の時間 』は、
いつも 手元において 繰り返し読んでいる。
また『クロワッサン』の巻頭もの:
辰巳芳子「いのちの食卓」のレシピは、
毎号 「どんな料理かなあ」と楽しみである。
河邑厚徳・著 NHK出版・刊
『 手から心へ ~辰巳芳子の おくりもの~ 』
この著者は 映画監督で、
料理家としての辰巳芳子をドキュメンタリー映画にされた方。
・・「天のしずく 辰巳芳子”いのちのスープ”」
この本は、映画では 尽くせなかったことを書かれたもの。
・・小松菜を茹でる時のこと
小松菜は葉と茎では 茹でる時間に三倍ぐらい違いがある。
葉と茎とを 分けて下ごしらえしなければいけない。
「・・こういう事が まごころの込め方なのね、
愛は込め方だって」。
一生、「半端なおひたし」を食べさせてはいけない、と。
毎日料理を作るけれど、
( 誰かのために ていねいに作り、
食べる人を喜ばせているかなぁ )
と読みながら 反省しています。
【写真】 河邑厚徳(かわむら あつのり)・著 NHK出版・刊
『 手から心へ ~辰巳芳子の おくりもの~ 』
2013.8.10.第1刷発行 @1400e
ことしも市民総合大学の公開講座”明治村学”(明治カルチャー史学科)が始まった。
朝9時半に入村する。
静かで、小雨降る明治村も風情があって よい。
本日は博物館明治村館長・鈴木博之先生。
紫綬褒章受章の東大名誉教授。
著書も多い。 プロフィールを読んでいくと、すご~く偉い方です。
「明治の和風 文明開化のイデオロギー」と題しての講義。
明治の和風建築をスライドで紹介しながら、解説がすすむ。
文明開化と言うが、
近代化 即= 西洋化に ただ走らなかった。
”西洋化”の裏にあるものを観るのが、
明治建築のおもしろさです、と。
「和魂洋才」「脱亞入欧」という二つの言葉の意味を、
再考しながら帰ってきた。
明治村も、少しでも知識を持って観ると、
また楽しさが増えます。
第8回 木曽川学セミナー
「江戸の文化的ネットワークと 美濃」
~ 行動文化としての茶の観点から ~
講師: 岐阜大学 留学生センター教授 森田 晃一先生
文化のひとつとして 茶の湯の歴史を話してくださった。
わたしも 茶道は10年間ほど先生について習っていたので、
興味深く聴くことがことができた。
最後のまとめとして、
茶道を日本的なローカルな文化として、
人間社会に生かしていくことが必要と言われた。
知人からタコを2匹もらった。
「タコめし」にするとおいしいよ と言われ、レシピまで教えてもらう。
タコをきれいに洗い、だし汁と調味料の中でタコを茹でる。
茹で上がったら取り出して、茹でただし汁でご飯を炊く。
炊き上がったご飯に、細かく刻んだ茹でタコをかき混ぜる。
ほんのりピンク色に染まったタコご飯は おいしかったぁ。
タコめしは、いつだったか お店で注文した。
固くて食べられないご飯が出てきた苦い経験があり、
それ以来 何年振りかでした。
久しぶりに 朝から雨。
孫はソウルへ。
男性軍は町内の仲間と旅行へ出かけた。
娘とわたしは ランチにでも行こうかと・・
急に土岐のプレミアム アウトレット 最終バーゲンへ、
買い物に と変更。
きょうはブランド品には興味がない。
また高価なものは買えないが・・
雑貨屋さんでタイマーが欲しかったし、
T.ファールのフライパンもいいなあ と。
買ったものは、白磁の小鉢に、大皿。
ガラスのコップ、エコバッグ・・
およそ夢とはかけ離れた実用品ばかり。
雨降りの日でも すご~い人で にぎわってました。
小学生の孫との会話・・(今は探しても見当たらないが)あなたの学校にあった二宮金次郎像は どこに行った? と尋ねた。
孫は「去年までは校庭にあったけど、校舎の建て替えの時、どこかへ行ってしまったよ」と。
江戸末期、二宮金次郎は貧しい生家を再興し、小田原藩の家老の家に出入りするまでになった。
至誠勤勉倹約がクローズアップされ、その石像が全国の学校に建立されるようになった。
ところが薪を背負って本を読みながら歩くでは、現代の生活に合わないということで、学校から消えているところが多いそうだ。
わが町でも一校だけ”人宮金次郎”が残っているヨ と聞き、
その小学校の近くを通ったので、写真を撮ってきた。
小学校時代や、子どもたちの通った学校にもあったのに、
しげしげと像をながめたことは なかったなぁ。
【写真】犬山南小学校東門近く。銘板に昭和33年寄贈とあった。
KAWADE夢ムック『 文藝別冊[追悼総特集] 佐野洋子 』
~ 100万回だって よみがえる ~
編集人・東條律子 河出書房新社・刊
絵本『 100万回生きたねこ 』の絵本作家の追悼総特集。
佐野洋子さんは絵本作家だが、
わたしにはエッセイストとしての著書を読んでいる。
『シズコさん』『役に立たない日々』などを読んでいると、
作家として一流で、何の悩みも無さそうな人生。
だが 人間としての苦悩も充分知り尽くしているからこそ、
著者の絵本もエッセイも日本中の人が好きになるだろうなぁ。
本書にある 多くの追悼文からも、
お人柄の一端が受け取れました。
哀しい追悼特集ですが、
笑えてしまうところも いっぱいありました。
【写真部分】KAWADE夢ムック 河出書房新社・刊
『 文藝別冊[追悼総特集] 佐野洋子 』
編集人・東條律子 河出書房新社・刊 2011.4.30.初版発行
@1200e 本文初版:㈱キャップス
小学生(4年生)の孫は、
幼稚園に通う頃からピアノを習い始めた。
毎年夏休みにピアノの発表会があり、
出演させてもらっている。
娘たちが習っていた 30年以上も前と 今とでは、
子どもの数も少ないせいか のんびりしているようだ。
祖母であるわたしが 気にするほどではなく、
しっかりと落ち着いて弾いてきた。
中性脂肪の数値が高いので どうにかしたいと思っている。
「もち麦」がコレステロール値を下げるというのを聞いた。
「もち麦」は大麦の種類とは 知らなかった。
どこに売っているのかなあ・・
大型スーパーにあった。
「スティック」に入っていて、60g×12袋で450円くらい。
戦後は麦飯をよく食べていた・・? よく覚えていない。
1960年ごろ池田勇人首相が「貧乏人は麦を食え」と言った話は今でも忘れない。
麦入りご飯を食べていれば、栄養的には優れていて病気にもならないから、ということでもあった。
3合のお米にスティック(60g)3本入れて、炊いてみた。
家族は、麦が少し多すぎるから3合に2本くらいで・・という感想。
もち麦は 水溶性食物繊維を多く含み、
インスリンの出方をゆるやかにして、
血糖値が上がるのを抑制する作用があるとか。
当分続けてみようかなあ。
春遅くに家庭菜園で採れた紫タマネギが、まだ使いきれないでいた。
雑誌クロワッサン(858号)で、
代謝アップする「甘酢たまねぎ」の作り方が掲載されていた。
本の中では たまねぎ(白)だったが、
わたしはこれを紫タマネギで作ってみた。
酢100㏄、砂糖大S5、塩小S1/2を混ぜて、
紫タマネギ2個くらいをスライスして浸ける。
1時間くらいで、
紫タマネギは さらにきれいなピンクというか紫色に染まった。
半日くらいでよりおいしくなり、サラダにして食べました。
たまねぎと酢の組み合わせは、抜群の相乗効果を生み、
肥満対策に期待できるとか。
ぜひ食べなくては ネ。