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学生時代のお友達グループで
一年に二、三回のお楽しみ会をする。
今回は
名古屋駅高島屋12階・加賀料理浅田屋さん。
各部屋や通路には、
季節の珍しい小さな花が活けてあり、
部屋の室礼も行き届き、居心地が良かった。
料理も薄味で、季節の食材がふんだんに使われて、
おいしかった。
また行きたいお店。
皆さん 半年ぶりでしたが、元気でよかった。
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スザーン・ロス著 『 漆に魅せられて 』
桜の花出版株式会社・刊
わたしの住むまちで、
この女性の講演会が開かれた。
さっそく行きたかったが、
チケットが手に入らなくて残念だった。
講演会に出席した友人が、
会場でこの本をサイン入りで買い、
借りて読ましてもらう。
イギリス ロンドン生まれの女性が
「漆芸」という日本の伝統芸術に魅せられ、
日本で学んでいく様子を書いたもの。
「日本人は自分たちの文化のすばらしさに気付いていない人が多い」と言う。
わたしも同感だが、どのようにしたらよいか。
・・イギリス人のスーザンさんに教えられている。
【写真】 スザーン・ロス著 『 漆に魅せられて 』
2015.9.10.初版第1刷発行
桜の花出版・発行 @1400e
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八、九年前に 恵那市・坂折棚田を知った。
それ以来 毎年のように訪れる。
(高速道路を使って一時間ちょっとかかる)
先人が築き上げた石垣積みと
美しい自然の中での米作り。
四季折々の豊かな表情を見せてくれる。
きょうも多くのカメラマンが撮影されていた。
サイクリングで来る人。
ウオーキングラリーで来る人・・
やって来るたびに新しい東屋ができていたり、
売店施設が整って居たりと
地元の努力もみられる。
今日は、一年半ぶりくらいで訪れてびっくり。
コーヒーカフェと立派な都市農村交流施設「棚田なごみの家」ができていた。
一度、ここの棚田米も食べてみたい。
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朝はやく家を出て名古屋東新町近くの名演小劇場で映画を観る。
人口五千万人余の韓国で480万人もの観客動員数。10人に1人が観たというドキュメンタリー映画・・
「あなた、その川を渡らないで」
新聞でその映画の記事を読んで楽しみにしていた。
美しい小さな村、川のほとりで、
仲良く暮らす老夫婦の物語り。
毎日御揃いの服を着て、手をつないで歩く。
歳を重ねたらこうありたいと誰もに思わせる日常が描かれる。
・・ 多くの人に観てほしい。
こんど韓国の友人に会ったら、この映画の話しをしてみよう。
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帰り道、栄オアシス21前で、
三輪車タクシーを見かけた。 珍しかった。
タクシーに乗る距離ではないけれど、
歩くには遠いという人には便利かも。
後部は花柄で可愛らしい。
前では若い男性が一生懸命ペダルを漕いでいた。
タイへ行った時乗ったツクツクTUKTUKみたい.
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萩本欣一著『 欽ちゃんの、ボクはボケない大学生 』
~73歳からの挑戦~ 文芸春秋・刊
新聞で萩本欣一氏が大学生になったことは知っていた(駒澤大学)。
氏は、わたしよりひと月年上の同い年。
わたしは50年以上も前に卒業したので、
いまの大学生活はまるで想像がつかない。
萩本さんが大学に入ったきっかけは「ボケ」認知症と戦うために、一番大変なことをして大学に行くことにきめた、とある。
若い人たちと一緒に勉強するのだから、
いくら有名人とは言え、苦労も多い。
そんなことやら 楽しい学生生活が書かれている。
・・ 気軽に読めた。
【写真】萩本欣一著『 欽ちゃんの、ボクはボケない大学生 』~73歳からの挑戦~ 文芸春秋・刊 2016.4.25.第1刷発行 @1400e
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7月7日 七夕の日、「たまちゃん 独演会」
ことしも大口町福祉会館:いこいの四季で。
「よしもとふるさと劇団」所属の”たまちゃん”
朗読と歌の ひととき・・
「宮沢賢治生誕120年」をしのんで
童話「よたかの星」を朗読。
たまちゃんは岩手県出身とは聞いていたが、
東北弁の御上手なこと。
発音もよく声も良く、
いつもながらの朗読は心に響きました。
第2部の「みんなで歌おう」は
童謡・愛唱歌・なつかしの歌など。
どれもすぐれた歌で とてもすぐれた歌。
暑~い一日でしたが
たのし~いひとときでした。
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知人が行ってきて おもしろかったと教えてくれた、
多治見市笠原町にあるモザイクタイルミュージアム。
まだつい先ごろの6月4日にオープンしたばかり。
ボランテイア説明員からは
「笠原町が多治見市と合併して、役場が要らなくなったので、その跡地に建設された」と説明を受けた。
世界が注目する建築家:藤森照信氏が設計。
ユニークでユーモラスな外観。誰もの目を引く。
大正時代に旧多治見町で始まったタイルづくり。
戦後は笠原町を中心に世界へ拡がる産業になった。
登り窯を模した四階建て構成の展示室。
モザイクタイルで多様な形を組み合わせた装飾。
カラフルで かわいらしくて楽しい。
機会を見つけ、いちど訪れてください。
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帰り道、市之倉の幸兵衛窯に寄った。
10年ぶりかなあ。
あまり変わっていなかった・・
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岐阜のNHK文化センター岐阜教室に
宮沢賢治生誕120年「明日の世界をめざして」
という講演を聴きに行った。
電車で30分ぐらいのところだが
名鉄岐阜の駅から10分ほど歩く。
講師は日本文学研究家の 勝 典子先生。
宮沢賢治の ・生い立ちや ・死生観
・自然科学者&農業者として生きざま
などをわかりやすく話される。
また、作品を通しての賢治の生涯も教えられた。
講師は70代前半かな?
はっきりと発音されるので聴きやすかった。
ついでに行ったJP岐阜駅のアクテイブG。
そこの陶器の店のテーブルコーデイネートは
夏向きでガラスの器も多くあり、
格調高く、見習いたいものだ。
・・大好きな店。
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今ごろの時季になると
近くで桃の無人販売所が出ている。
車で通ると見かけるので、停まって 買う。
今年は二度目。
桃3個で100円、すもも20個で100円でした。
家に着くまで 車内で桃のよい香りを楽しめた。
桃は甘くて 虫が集まる。
きれいな桃ほど農薬がかかっている(?)ので、
一皿100円というほうが良い、という説もある、とか。
そんなことより、
農家の門先での無人販売は信用できるのに・・。
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半年ほど前、
隣り町のお寺が カフェを開いてることを知った。
毎月末の土曜、日曜日のみやっているというので、
行く機会が なかなか無かった。
・・そうだ「今日だ!」と、思い切って出かけた。
妙心寺派林昌寺は、見つけにくい場所だが
道すがら ところどころに案内の立札があり、
すぐ わかった。
本堂の中に席がある。
となりの席に居合わせた人が親切で、
お茶を入れてくださったり、
「飲み物とケーキは もうすぐ注文を聞きにみえますよ」とも、世話を焼いてくださった。
わたしは抹茶とブルーベリーのケーキでした。
日ごろ、お寺を訪れることはなかなか無いので・・
安らかな気持ちで お茶をいただきました。
お隣りの方々とは同世代の女性。
近所の方のようでした。
ほんの20~30分の出会いでしたが、
気持ちのよいお話しができました。
帰りがけに
「来月もまたお会いしましょう」と言われた。
本堂のカフェの中では、お坊さんが
法衣姿でお茶の運びをされていたのが印象的でした。
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