おいしいそばを食べるとき、つゆもこだわりたい。
そして、そばつゆ入れも。
すこし青っぽくしたいと、貫入土に呉須を混ぜて成形。
素焼きにいたずら書きをして、灰立て透明釉薬を掛けた。
ぽってりとして温かみを感じる器になったと 自画自賛ですが、
たくさんの作品を作ってもなかなか気に入るものはできません。
いろいろな物つくりをしたある方が、「轆轤(ろくろ)を挽くことほど難しいことは無い」と言われましたが。
わたしは だからやりがいがあるのではとも考えます
今年度木曽川学セミナー第5回目は 松田之利先生。
(財団法人犬山城白帝文庫歴史文化館館長。岐阜大学名誉教授)
先生は「昨夜遅くイタリアから帰国したばかりでまだ時差ボケ中です・・」と。
先生が最近関わっておられる大学の学生が、フィレンツェの世界遺産・大聖堂に落書きしていたことがわかりマスコミをにぎわしていた。
大学が責任を取り、先生があやまりに行ってこられたという。
かの国イタリアでは落書きについて謝りにこられたのは初めてだそうで、日本人は律儀な国民と思われて好感を持たれたとか。
本日の講義の内容は、
徳川幕府歴代将軍の旗本で仕えた「徳山氏」歴代の生き方。
徳山氏初代五兵衛則秀は、もともと大野郡徳山を本拠に織田信長に仕え御幸塚(ごこうづか)城主。
関が原の戦い後、徳川家康から五千石を得て軍事・街道筋の要「徳山」を固めた。
二代目は美濃国役普請奉行、大坂城普請奉行に、三代目は江戸本所屋敷割り・道橋奉行、四代目は御先鉄砲頭、五代目は火付改盗賊奉行にと、・・徳川幕府直参旗本の道をまっしぐら。
主に揖斐川の上中流域で薪燃料(段木)収納、舟運の技術を生かして商売したという徳山氏の財政事情は、現代にも通じるものがあり、興味深い話であった。
室礼(しつらい)というほどのものではないが、季節ごとに少しは家の中も変える。
涼しさを求めるインテリアのひとつとして・・。
夏は玄関に 金魚鉢。
ガラスでは平凡すぎるので、気に入った鉢にする。
タペストリーは アジアンティストに 自作の籠を吊るしてみた。
暖簾は 藍染め。
人のわずかな動きにも 風を受けてそよぐ・・。
友人の展示会で 譲っていただいたお気に入り。
ささやかだが 夏らしくしてみた。
div class="image_block">
夕闇せまるころ(午後7時過ぎ)庭に出てびっくりした。
背丈ほどの大きなサツキの背に、レース糸に囲まれた白い花が咲いていた。
これがいつか写真で見たカラスウリの花か、と気づく。
あしたの朝カメラに収めようとしたら、翌朝はしぼんでいた。
いままで、夏の夜 じーっと庭など眺めることはなかったなあ・・。
その夜、暗くなるのを待って、蚊に刺されながら撮った写真。
自然界では人間の見えないところでも、すごい出来事が繰り返されていることに、改めて感動!
わが家でも この一日 この花の出来事でおおわらわでした・・。
サツキの背に見つけたこちらは、キカラスウリの花らしい。
毎年秋には、丸いのや楕円体の実になる。
朱赤色(カラスウリ)も黄色(キカラスウリ)もどちらの実も、見かける。
韓国では夏の白い上着(チョゴリ)を作る布地を、モシ(麻布)という。
わたしは とても大切な知人から布地をいただいた。
今は貴重品で 高価だという。
せっかくなので染色をしている友人に、藍色に染めてもらうことにした。
この布地の麻は 繊維が硬くて染めにくかったそうだ。
上出来で 涼しげなよい色に染まった。
世界にひとつの作品になった。
タペストリーにして飾ろうか、
テーブルセンターにしようか、思案中・・。
いずれにしても多くの人の手をわずらわせた結果の作品である。
大事に使わせてもらおう。
久しぶりに映画を観に行った。
原作『西の魔女が死んだ (新潮文庫)』梨木香保・著。
先に文庫本を読み、同名の映画もどうしても見たいと思った。
中学生で 学校に行くことが苦痛になって登校できなくなった孫と、その祖母のふたりの生活が描かれたもの。
この中学生に「お父さんもおばあちゃんも、私が学校に行かないのを、どうして聞かないの?」と聞かれ・・、あの主人公のように答えられるだろうか。
ほんの少しの生活の変化を楽しんで生活(くらせ)れば充分愉しい、と言えるだろうかといろいろ考えさせられた。
知的で、透明で、上品な生き方に、観終わった後もすがすがしさを感じた。
【写真】梨木香歩・著『西の魔女が死んだ (新潮文庫)』2001年新潮社・刊。
1994初版単行本・刊。新美南吉児童文学賞、小学館文学賞など受賞。
高校生の孫が 隣町の町民音楽祭に出演した。
毎週金曜日に 隣町まで吹奏楽の練習に通っている。その楽団の発表会でのひとつ。
午前、午後とつづいた、町民音楽祭の最後の出番。
その最後の曲目は 岡野貞一・作曲の♪ふるさと(故郷)♪を演奏した。
よく練習したせいか落ち着いてでき、聴いていて心地よかった。
アンコールはその日他の出演者も100人以上も舞台に上がり、ふたたび♪ふるさと♪を合唱した。
観ているほうも声を合わせ、こころがひとつになったのか、よい雰囲気で盛り上がりをみせた。
わたしはこの歌を外国で聴いたとき、涙がとめどなくあふれ出た。
きょうもこの孫の生まれたころを想いながら聴いていたらホロリときて、あらためてこの曲が いかに人のこころを打つかを知らされた。
【写真】”町民音楽祭”もフィナーレ。
観ているほうも♪ふるさと♪を大合唱・・。
いま、菜園は キュウリの最盛期。 多い日は10本以上も採れる。
見落として採り忘れていると あれよあれよいう間に大きくなる・・長さ35cm胴回り16cm。
毎日工夫して食べるようにしているが・・。
通りすがりの人にも おすそ分けでもらってもらうことも多くなる。
酢の物、漬け物、サラダ、中華の和え物、ごま油を使った韓国料理、・・・。
さて、今夜は 何にしましょうか・・。
ズッキーニの代わりに、大きなキュウリを使って、イタリア料理・ラタトゥユとシャレましょう。
実家からの帰り道、瀬戸市赤津町にある「ギャラリー・カフェ てしごと屋」に寄った。
鋳物製の、カキ氷をつくる道具が置いてある。
これを見て その道具だと判る年代はどの程度までかなあ・・。
思わず「なつかしい!」と言ったら、店のご主人が「昔、叔母が駄菓子屋をやっていて、譲り受けた。」「今も動くので、使っていますよ」と言われた。
わたしも小学生のころは 近所の駄菓子屋さんや甘味処で、いちご味のカキ氷をよく食べたものだ。
今は 置いてあるだけでも、カフェのインテリアとして存在感があった。
昨年6月亡くなった母の新盆が 菩提寺で行なわれた。
一緒に出かけた5歳の孫から「新盆ってなあに?」と聞かれた。
「おばあちゃんが亡くなってから初めて戻ってくる日よ」と答えたが、このような幼児の問いに答えるのは 実にむつかしいことだ。