2008/10/24

永続的リンク 03:53:55, カテゴリ: つれづれなるままに

はじめてのロクロ  (大迫みきお・忍釉・桧原窯)


 知人は「これからロクロをやってみたい」という。

 わたしが湯のみを挽いているのを見てびっくりしていた。
 手びねりで作れば何十分もかかるが、ロクロではわずかな時間でできてしまう。

     ***

 わたしもロクロを始めたころ、友人に連れられて、常滑の作家を訪れた(桧原窯の、今は亡き大迫みきお氏)。

 先生は1時間に湯のみなら50個くらい挽けると言われ、わたしにはうそのように思えた。
 実際に先生のを見てみると 嘘ではなく、魔法のようだ。

 しのぶ竹(忍竹)という竹の「忍釉」を使った作品は、優しい色合いで和食器としてすばらしい。
 とくに先生の まな板皿は最高。

     ***

 わたしも茶わんを作らせていただいた。
 後日 先生の手が加わり、送られてきた。

 おだやかで 教え方の上手だった先生。
 新聞紙上で知った先生の訃報。
 あれから10年にもなるか・・。


【写真上】わたしがロクロを始めたころの「忍釉茶わん」。
 故・大迫みきお氏の手ほどきを受けながら作った茶わん。
【写真下】故・大迫みきお氏作「忍釉盃」・桧原窯。
 函書き、しおりもなつかしい。いまも大事にしている。


2008/10/23

永続的リンク 06:28:56, カテゴリ: つれづれなるままに

『人間も偽装が好き』渡辺淳一・著


 渡辺淳一・著『人間も偽装が好き』・・あとの祭り・・
 2008年7月25日 新潮社刊。

 “なぜ自殺してはいけないか”という著者の説・・。
 “自殺は間違っている”との諭し方は、医者でもある著者・さすがに感心させられる。

 こういうのを発想の転換というのだろうか。考え方に脱帽。

 “命の尊さ”を教えるとともに、身体はどのようにつくられ、日々いかに懸命に働いているかを知れば、「死のう」という気持ちは無くなるという。

 自分の心臓や血管や 身体の隅々の細胞が、これほど休み無く日夜働いているということに、いちいち気にはしていなかった。

 確かにこういうユニークな説得の仕方は 力をもっている。
 作家で医師である著者ということが、このような説得の仕方ができる。・・すばらしい。
 多感な中学生の孫娘たちに、否 皆にぜひ読んでもらいたい。

【写真】渡辺淳一著『・・あとの祭り・・人間も偽装が好き』
    2008.7.25.発行。新潮社発行。@1300E
「週刊新潮」連載エッセイ「あとの祭り」の加筆改題版。    

2008/10/22

永続的リンク 00:10:00, カテゴリ: つれづれなるままに

秋の室礼(しつらい)   ・・・花器 3点


 秋色の似合う花器を三種類作ってみた。

 ひとつは、黒ミカゲ土を使って筒状の花器を作り、その一部に切り込み入れる。
つるで編み上げ「陶とつる」のコラボレーションにしてみた。

 かけ花は、インドネシア製のタペストリーに掛けてみたが どうでしょう・・。

 15センチの高さで少し変わった形に作陶した花器は、真っ白にした。

 秋色の どんな花がぴったり合うかしら。



2008/10/21

永続的リンク 00:22:29, カテゴリ: つれづれなるままに

截金(キリカネ)の世界   ・・・江里佐代子展



 関宿の帰り道、少し遠回りして、パラミタミュージアム(三重県菰野町)に寄ってみた。

 人間国宝:江里佐代子展・・華麗なる截金の世界・・開催中。(12月25日まで)

 はじめて見る截金の工芸は、日常生活とはかけはなれた優美の世界です。
 こんなに美しいもの(伝統工芸)を見せてもらって、少しだけ豊かになった気がした。

 残念なことに人間国宝保持者の江里佐代子氏は、平成17年仕事の旅帰りフランスで帰らぬ人となられたことを知った。

     *****

 お庭(パラミタガーデン)には 秋の茶花(ホトトギス、アザミ、シラネセンキュウ、・・)が彩り、自然とアートを楽しませていただいた。

 いつ訪れても、くつろぎと優雅なひとときを味わうことができる美術館。



2008/10/20

永続的リンク 01:34:28, カテゴリ: つれづれなるままに

関宿 散策   (その2)関のお地蔵さん


 関宿の名所「関の地蔵院」には、女性のお地蔵さんがおられる。

 天平13年(741年)行基菩薩の開創とか。本堂、鐘楼、愛染堂の三棟が国の重要文化財。

 境内には大勢のお地蔵さんが並び、取り巻いておられる。

 「関の地蔵に振袖着せて、奈良の大仏婿に取ろ」と俗謡にある。
 「一番べっぴんさんのお地蔵さんは どれかね」との、
 「鍛冶屋さん」の奥さんの話しに笑いました。

 さて お似合いのお地蔵さんは・・??

 関のお地蔵さんは、地元、近郷はもちろん、東海道を旅する人々からも信仰を集めた。
 いまでも多くの参拝客でにぎわっている。




2008/10/19

永続的リンク 14:43:12, カテゴリ: つれづれなるままに

関宿 散策


 今日は上天気。 思い切って、小さな秋を見つけにドライブ。
 行ってみたいと思っていた、東海道五十三次のうち「関宿」三重県亀山市へ。車で1時間と少しで到着。

 道の駅:関宿でレンタル自転車を借りて、宿場の町並みをサイクリング。
 気温もちょうど良くて 心地よい風を受けて気分も最高。

 関宿。 きらびやかな店も無く、落ち着いた町並み。
 東西の追分の間は1.8キロメートル。旧い町屋200軒あまりも。

 自分が子どもの頃にはどこにもあった「鍛冶屋さん」の名残りも見られ、この町並みはなつかしい。

 関宿旅籠玉屋(歴史資料館)は 歌川広重が東海道五十三次「関宿」に描いた当時に修復された。
 当時の旅籠の部屋や、食器、生活道具なども展示され、興味深く見せてもらった。



2008/10/18

永続的リンク 00:20:52, カテゴリ: つれづれなるままに

手作りのハンドバッグ


 最近親しくさせていただいている方は、ハンドバッグ作りが趣味。
 その作品を見て「こんなに上手にできるのか」と びっくり。

 わたしはバッグやカバンは、工場で特殊な機械で作るものと思っていた。
 特殊な工業用のミシンでしか縫えないので、
 先生のところに出向いて、教えてもらいながら制作しておられる。

 「わたしも欲しいなぁ」とつぶやいたら、
 「いいよ」と。 ラッキー!!

 「この素材を使って この型に」と わがまま言ったけど、出来上がり、大いに満足。
 大切に使わせてもらいます。



2008/10/17

永続的リンク 03:21:57, カテゴリ: つれづれなるままに

わが家のコスモス


 3年くらい前に、2、3株植えた。
 今は2坪ほどの場所にいっぱいのコスモス畑が拡がってきた。

 なぜか茎がどんどん大きくなりすぎたので(3メートル以上にも!)、
 もう花は付かないと思っていた。

 一週間くらい前から咲き出し、今朝は目の前いっぱいのコスモスだらけ。
 平屋で築40余年の日本風の家、風景に溶け込んでいる。

 太いが背丈が長すぎて倒れてしまった。
 それでも茎の途中から根を出して また立ち上がってきた。

 なんて強いコスモスよ!!
 あまり手入れのできない、否 しない、わたしにぴったりの、よい花ですこと・・。




2008/10/16

永続的リンク 09:27:32, カテゴリ: つれづれなるままに

回転すし


 出先でお昼に寿司を食べに行った。
 手軽にということで回転すし屋さんへ。

 回転すしは いつごろから流行ってきたのか・・。
 何年か前に 韓国人のCさんを連れて行ったら、驚いていた。

 その1、2年後 韓国でも回転すし屋ができたそうだ。
 「でも 日本のより 早く廻るのよ」と笑っていた。


 にぎりのごはん(シャリ)の重さは、ネタにかかわらず「うちでは寿司一個18gで作ってます」と店員さんから聞いた。

 米粒にしたらおよそ360粒くらいか・・(そんなにあるかなぁ)。
 こんなこと気に留めたのは 初めてだった。




2008/10/15

永続的リンク 00:34:44, カテゴリ: つれづれなるままに

『ブログ進化論』 岡部敬史・著


 2007年12月より ほぼ毎日ブログを続けてます。

 60代半ばのごく普通の主婦が何を考え、何を支えに、老いに向かって生きてくかを書いてみたかった。

 同世代の人に「見てね」と言っても、ネットは「やってない」という人が多く、また「コメントなんて無理よ」と言う返事が返ってくる。

 いままで何度も止めようか、と思った。

『ブログ進化論』「・・・なぜ人は日記を晒すのか・・・」
 岡部敬史・著 講談社2006年・刊

 この種の本は何冊か読んだが、一番わかり易かった。
 著者の本を読んで、続ける勇気が出た。

 もっと早く読めば良かったなあ・・。
(この本を買ってから一年くらいは積んでいた・・。)

【写真】岡部敬史・著 講談社・刊 
「『ブログ進化論』・・・なぜ人は日記を晒すのか・・・」
 講談社+α新書 295-1 C @800E 2006.4.20.第1刷発行 




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