今朝 新聞で「俵萠子さん逝去」を知り、びっくりした。
2003年ごろ、わたしは愛知県陶磁資料館の「友の会」会報の編集をしていた。
俵さんは 評論家のかたわら、絵と陶芸をたしなみ、
群馬県で「俵萠子の陶芸塾」を主宰し「俵萠子美術館」館長もされていた。
俵さんご自身から手紙をいただき、愛知県陶磁資料館で講演会を開かせてほしい、と希望された。
事情があり実現はできなかったが、応対したご縁で、何回か自宅にも手紙をいただいたり、美術館の招待状まで送っていただいた。
いつか行くつもりで大切にしまってあった。
その後5年の間に 俵さんは乳がんの手術、交通事故などいろいろとおありだったようです。
病歴もありその点ではご苦労も多かったようです。
多くの評論、小説、エッセイを残された。
おそらく最後の本になった『こどもに世話にならずに死ぬ方法』中央公論新社刊。
母上の介護の苦労から、御自分のことを考えて言われたのだなあ。 自分も心しなくては と思った。
本当に残念です。
若いお母さんたち5人グループの人たちに教えている。
陶芸を始めて3回目の作品が焼きあがりました。
若い人たちは、少し基本を修得すれば、
自由な発想で個性豊かな作品を作られるので、たのしみです。
先月は、都合で行けなかったので、
二ヶ月ぶりの藤工芸の おけいこ日。
先日のバスツアーの話で盛り上がり、
親密度が深まったようだ。
花束を作る。
パーツを作って まとめるが、
花芯を編むのに 時々こんがらかってしまう・・。
次回は 染める。
何色にしようかなぁ。 黄色か水色がいいかなぁ。
自分の家で採れたという「ぎんなん」をいただいた。
今夜、茶碗蒸しに入れようか・・。
焙烙(ほうろく)で炒って つまみにするのもおいしい。
ぎんなんは日本中で生産されるが、
愛知県稲沢市祖父江町が生産量日本一だとか。
イチョウの葉エキスが 認知症に有効といわれているが、
効果はどうでしょう・・。
気になる年頃になりました。
【写真】ギンナン生産量日本一の稲沢市祖父江町。
チャンネル不詳だが、ちょうどテレビでも紹介されていた。
継鹿尾山・寂光院は、もみじ寺というだけありもみじが多いが、巨木の銀杏(イチョウ)もある。
色づいた葉が 止め処も無く風に舞って散っていた。
銀杏、ポプラ、プラタナス、ケヤキなどの葉が散る様子を「黄落」という。
わが家の大きなケヤキの木も、今、黄落期ということか。
ずいぶん前に読んだが、佐江衆一著『黄落』という、
実母の介護の様子を書いた小説があったことを思い出した。
わたしにとって「黄落」という言葉は、
”さみしい”と同義語・・。
【写真】佐江衆一・著『黄落』新潮文庫1999年9月刊。@580E
寂光院の裏庭に向かう林道に 紫陽花の花があった。
艶やかに咲いていた6月から半年・・。
いまは ドライフラワー状態だ。
朽葉色(くちばいろ)というのか、枯色(かれいろ)というのか、
何とも表現しがたい「あわれ」の美しさとでも言うのか。
冬枯れの自然の中で見つけた「美」。
家へ持ち帰って 飾ってみた。
あちこちから「もみじ寺・寂光院へ行って来た」というもみじ情報を聞く。
買い物の帰路、ちょっと寄ってみたくなった。
平日の午後だが すごーい人!
イロハモミジ、カエデ類が多く(1,000本!)、
巨木が多く 葉が小さい。
色鮮やかに染まり、充分 見ごたえがある。
本堂脇の展望台からは犬山城が きれいに見える・・。
わびすけ(白・椿)が咲き始めた。
わびすけ(ピンク・椿)は もう少し遅く咲く。
このわびすけは 子どもたちが習っていた、ピアノの先生からもらったもの。
先生の家が 建て替えされるので「邪魔になるからもらって!」。
樹齢もすすんだ大きな株の植え替えなので、
根付くか心配だった。
おかげで 丈夫にさらに大きくなって、
毎年、きれいに咲く。
清らかで 上品な花・・。
早々とクリスマス飾りを出した。
信者ではないが 中学からクリスチャンスクールの生徒だったので、教会へは毎週通った。
讃美歌は 洗練された詩なので、
今でも時どき口ずさむ。
学校でのクリスマスはおごそかで、信者でなくても、
祈りたくなる、よき思い出のひとつ・・。
高校生の孫は 部活(吹奏楽部)でマーチングをしている。
ことしは 地区予選、県大会、東海予選とつぎつぎクリアして、
全国大会(千葉・幕張メッセ)に出場することになった。
学業の勉強と 部活の練習で、休みも無くがんばっている。
人生のほんのわずか(3年間)だが、
彼女にとって目標を持って好きなことに打ち込んでいる。
充実した高校時代を過ごしているように見受けられる。
祖母として ひそかに喜んで 応援している。
11月23日午後8時に結果発表、「銅賞」というメールが届いた。
一生の思い出のひとつになることでしょう・・。
【写真】マーチング・バンド イメージ写真。
University of Texas Longhorn Bandより。