きょうは ひな祭り。
桃の花を飾るので、桃の節句ともいう。
わが家のあたりでは、桃の畑が多くあるが、
自然の状態では、モモの花は まだ咲かない。
長女の5歳(女児)の孫と、次女のところの6歳(男児)の孫も、
保育園からひな人形の作品を 持って来た。
庭のさんしゅゆの木。
農協で7~8年前に苗木で買った。
「さんしゅう」と思っていたら、「さんしゅゆ」だった。
福寿草、マンサク、トサミズキなど、
3月に近づくころ、小さな黄色い花が咲く。
早春に咲く花は、黄色が多い。
黄色系の花は、昆虫に選り好みされない傾向があると聞いた。
庭のさんしゅゆの木
実は苗木が少し弱っていたのを、バーゲンで買ったのだが、
いまでは健康によく育っていて、充分大きくなった。
きょうは寒さがゆるみ 庭にいると,
眩しいばかりの光が、あちこちをおおっている。
庭の草取りをしていると、うぐいすが鳴いている。
びっくり。 姿は見えなかったが・・。
鳥には 興味はないが、
春の訪れを 感じたひととき。
もうすぐ、ひなまつり。
段飾りで飾らないようになってから 久しい。
ことしは風通しのためにも、一度出してみた。
2月の風に当てないと・・、と思い 間に合わせた。
組み立てがひと苦労なので、途中で気が変わり、お内裏様とお雛様のみ。
ひな人形の「雛」は、ひよこの関連から、
「愛らしい」「小さい」といった意味。
長女が生まれたときに買ったので、正確に言えば 実家から 贈られた。
(この地方では嫁の実家から、誕生祝いに贈る風習がある)
40ン年も前の人形だが、あまり色も変わらず 充分に見ごたえがある。
それでも、三月三日、女の子この幸せを願う日には、
ひな祭りの料理を作ろう・・。
今月、親戚に二人も亡き人が出た。
どちらも男性。 死に顔が ほんとうに美しかった。
折りしも 同じ時期に、「おくりびと」がアカデミー賞受賞(外国語映画賞)。
その内容は、あの世とこの世をつなぐ“橋”としての、
納棺師の仕事を描いたもの。
身近な人の遺体を、こんなにもきれいにしてもらい、
このような仕事に 改めて感動し、新鮮に驚いた。
叔父が亡くなった。
わたしが3~4歳のころ、戦争から軍服姿で帰宅したのを、おぼろげに覚えている。
これで父の兄弟はだれもこの世に居なくなってしまった。
きょうまで、父の兄弟は6人だと思っていた。
土地の相続で取り寄せた謄本では9人兄弟だよ、と 従妹が教えてくれた。
これには びっくりした。
この日をきっかけに ほんとうのことを知りたいと思った。
通夜のとき 住職から「人は生まれたときからカウントダウンがされる。いつ終わるか、判らないだけだ」と言われ、法話も印象的だった。
日経新聞(2月8日(日))に「小銭貯金 侮るなかれ」と おもしろい記事。
「正月に小銭貯金を始めるとしよう」。
元旦に1円、二日に2円、三日に3円と、
毎日1円づつ貯金額を増やしていく。
12月31日に365円で 66,795円貯まるという。
いままで考えたこともなかった。
よし、これは毎日「きょうは入れたかなあ、どうだったかしら」と思えば、老化防止にもなる。
というわけで、始めた。
ブログにも書いてしまえば、たぶん止められないだろう。
ちなみに、元旦から56日目にあたる2月25日では1,596円。
夫も誘ってみたが やる気配なし。
『 土にいのちの花咲かそ 』加藤登紀子・著 サンマーク出版・刊
著者は 歌手・加藤登紀子さん。
歌も好きだが、その生き方も気になる女性。
本の内容は、
土・水・火・風・空など 自然のものを題材にした 詩とエッセイ。
いまは亡き御主人藤本敏夫氏の「鴨川自然王国」から得た、
きびしい現実を「土」の章で 訴えておられる。
「土」のわからない私にも、少しは伝わってきます。
そして、
どの写真も 見とれる お見事!
若いころ、はし置きを集めていた。
25年も前に 初めてわが家にホームステイした韓国の女性が、
はし置きを見て 欲しいという。
そのころ、かの国は雑貨に乏しく、日本に来る人は、
にんにく絞り器とか、もちつき機など生活雑貨を買って帰る。
そんなことで はし置きは、その女性にほとんどあげてしまった。
いまでもその女性に 2、3年ごとに一度はお会いして、
お互い 元気な様子を喜び合う。
話はそれたが、いまは、帽子。
集めているわけではないが、ずいぶん溜まってしまった。(20個くらい)
友人の手づくりが 3個ある。
「羽黒の竹紙教室」の作品展示会が はじまった。
一昨年の春、若竹の伐採をし、桶に漬け込み一年間寝かせる。
昨年取り出し、3時間くらい煮込んでから叩き出して繊維を取り出す。
とろとろになるまで叩き、紙漉きの材料作りをする。
手間とヒマをかけてやっと紙漉きができるようになった。
一年間も漬け込みをした若竹から繊維の取り出しをする作業は、
結構 大変な作業だった。
紙漉きの枠も手づくりし、漉きあげた竹紙・・。
こうして飾り付けをすると、
自分の創ったものが少々不出来でも愛着がわく。
教えていただいた先生のおかげで、
展示作品まで 出来上がって 感謝です。
【作品展示会】
羽黒竹紙工房「羽黒の竹紙教室」作品展示会
主催:羽黒地区等コミュニテイ推進協議会(文化部会)
と き 平成21年2月20日(土)~3月15日(日)まで
(午前9時~午後5時)(毎週月曜日:休館日)
ところ 羽黒 小弓の庄(会場 2階) 羽黒駅前 南へすぐ。
展示品 タペストリー、ランプシェイド、掛け時計など