3連休の一日。 お正月以来 3家族が揃った。
小さな孫たちが「お花見バーベキューを やろう!」と、
はやしたてるので、庭で炭火をおこした。
焼肉を焼く片隅で、アルミ箔でこしらえた小鍋にチーズを溶かし、焼きあがった野菜(じゃがいも、たまねぎ、しいたけなど)を付けて食べたら、子どもたちは おおよろこび。
思いがけない「わが家流フォンディーユ」となった。
日が落ちて8時ころになったら、さすがに肌寒く、
二次会は家の中へ。
サクラの花見は、バーベキューの「だし」だった。
著者のデビュー作『写楽殺人事件』出版より以前のエッセイを読み、
作家になるにはこういう勉強をするのかと感心した。
歯切れのよい、というか、テンポのよい文章が 気持ちよく読める。
江戸川乱歩賞をはじめ、直木賞、吉川英治文学新人賞など、
書いて 書いて 書きまくる。(18年間で 100冊の著書を刊行)
作家だから、毎日 仕事の日々でしょうが・・。そのうえ、
趣味のカメラ、温泉めぐり・・と活動的な日々が伝わってくる。
還暦を過ぎた男性は、まだまだ活力にみなぎっている。
知性で 品のよさが にじみ出ている。
著者も「還暦現役の」物書きとして、還暦を迎えられたことにこそ、大きな意味がある、と書いておられる。
これからも書きまくってほしい作家のひとり。
ロクロで筒を挽き、真ん中を切り開き、ちどりの型抜きをした。
黒マットを掛けて、黒っぽくした。
切り取ったところは、藤で編むことにしたが、
なかなか よい編み方ができない。
思い切って、藤工芸の先生に相談して教えてもらった。
藤は白なので、黒マットに合うように、三色の染料を掛けた。
なんとも深みのある色に染まってくれた。
「灯かり」も よし、中にコップを入れて「花びん」にも よし。
・・・自画自賛。 「ヤッタネ!」
各界の有名人、韓国と交流している人たちをインタビューされた記録。
何かの書評を読んで、本書を知った。
トップの元総理・中曽根康弘さんは、独学でハングルを学び、
訪韓のとき、演説の冒頭で、韓国語で挨拶し、どよめきが起こったという話。
25年前のこと。その頃から韓国人の友ができたので、
わたしもハングルを学びたいと思った。
訪韓の折り、つたないハングルで話すと、
だれもが すごく喜んでくれる。
中曽根さんのそれは よく理解できる。
笑福亭鶴瓶氏の弟子で、在日コリアン三世の落語家・竹福亭銀瓶さんは「韓国語落語」をされるようになったとか。ぜひ聞いてみたいものだ。
アメリカ、メキシコ、トルコ、オーストリア、韓国、インド、中国など、小さな国際交流、草の根交流を体験したわたしは、
こういう本を読むと しあわせになる。
【写真】小針 進(こはりすすむ)・著 『 日韓交流スクランブル 』・・各界最前線インタビュー・・ 大修館書店・刊 2008.11.28.初版第1刷 @1800e
10年くらい前までは、家から桜並木までは さえぎるものは何もなかった。
家の中から「寝ころんでいても お花見ができる」と うらやましがられていた。
次から次へと、さえぎる建物ができ、今はほとんど見えなくなった。
すこし歩けばサクラ並木の五条川。
イヤと言うほど 花見ができます。
花を見ながら、抹茶を一服・・。
きょうから 美濃加茂市“ギャラリー花笑(はなえみ)”で展示会が始まる。
友人に誘われて 参加。
カフェ ギャラリーで、広いスペースなので、一緒にやりませんか、と声をかけていただいた。
今回は 小さな作品ばかりを飾らせてもらう。
会場は 明るくてきれいな雰囲気。
わたしの好みの作品は 茶色っぽいものが多い。
春色の洋服や、ピンク色の手織りマフラーが加わると、
華やかで バランスがとれて好い。
【写真】「ギャラリー花笑(はなえみ)」美濃加茂市山手町1-18 TEL0574-24-3300。
併設「手作り作品コーナー」陶器作品と織物作品 3月18日(水)~3月23日(月)
【写真】愛知・岐阜・三重『 カフェぼん 』 Kelly ゲインムック
編集・発行 株式会社ゲイン @838e
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『カフェぼん』 Kelly ゲインムック 880円。
「カフェぼん」をながめていた。
2軒は 行ったことがあるところが掲載されていた。
近くですぐ行けるところは 少なかったが・・・。
「 尾張旭市 ぎゃらりぃ かふぇ 華野 」
娘と孫を誘って、日曜日に行ってきた。
ゆったりとした広い庭を抜けて中に入ると、
アンティークの椅子席。 奥は 和風の席。
「華野の懐石料理」を食べたかったが、きょうは予約でいっぱい。
コーヒーもおいしく、のんびりできて 心がなごみました。
それと、骨董好きのわたしには いろいろ楽しめた。
観光地での雑貨屋でも、楽しいものが見つかる。
これは、大きな木の幹の皮をはいで、うるしを塗ったもの。
おととし、福井県で見たが、そのときは 見送った。
きょねん、付知峡で見たとき、やっぱり買ってしまった。
福井より少し安い9000円。
葉っぱをひき、巻き寿司を盛ったり、
器を飾ったり・・と、気に入っている。
“祝アカデミー賞受賞”に惹かれて買った。
きょうまで葬儀屋という商売は知っていても、
納棺という仕事について考えたことも無かった。
著者はわたしより4歳年上ということから考えると、
その仕事が白い目で見られ、家族からもいやがられることは、想像できる。
この仕事を通しての、この著者の考え方・・、
「釈迦や親鸞は 生死を超えたところから言葉を発している、と考える」、
・・・思わず 唸ってしまう。
わたしは、いままでは 生死としての生だけしか 考えていなかった。
自分も歳を重ね、身近な人の「死」に接することも多々あるようになった。
この本を通して「死」について考える機会を持った。
映画「おくりびと」がなかったら、読むこともなかった一冊。
ぜひ、映画も鑑賞したい。
雑貨屋へ行くと、楽しいものが見つかる。
「タイの屋根に使っていた木」と、店員さんから聞いた。
長さ90センチ、幅13センチ。
ヨコに置いて 小さな花器を載せてもよいし、
掛け花を掛けてもぴったりだと思う。
自分で釘を打ったが、わりとやわらかい板。
旧い舟の板もインテリアに使うといい が、
なかなか手に入らない・・。