隣町の図書館にも ときどき 行く。
人口が多い市なので、本の数も多くそろっている。
市外の人も身分証明書があれば利用できる。
書棚の端、通路面の表示板に、おしゃれな陶板がはめこんである。
このまちには、書道の大家として有名な小野道風(日本三蹟のひとり)の生家がある。
陶板絵には、道風と垂れた柳に飛びつく蛙の姿の構図もあり、どれもこれもみんなかわいい。
図書館も粋なことを 見せてくれます。
もちろん、係りの人の許可を得て、カメラで写しました。
【写真】図書館書架 通路側案内標識のデザイン。春日井市立図書館にて、許可を受けて撮影しました。
若いお母さんたちから「陶芸を教えて・・」と言われて、二年ほどになった。
はじめたころ、おなかの中にいた児が、いまは二歳近くになり、
お母さんのそばで、一人前に土で“作品”を作っているのが、可愛いい。
幼い子どもにも 土の感触は心地よいのかなあ。
教室が終わるころは 母親たちが夢中で、
子どもたちはおやつを与えられ、おとなしくさせられている・・。
風が吹くたびに ひらひらと花びらが舞う。
サクラは川の土手に植えてあるものが多い。
川の水面に落ちた花びらが寄せ合って流れていくさまを、
いかだ(筏)と見立て、はないかだ(花筏)ということばになった。
花筏という同名の花の木もある。
うちの近くの川でも、きょうあたり
ゆっくりと花筏が 形を変えながら、いくつも流れていく。
眺めていると 美しく、ほのぼのとしてくる。
一年に一度の風景を 楽しむ。
過日、おめでたいことがあった知人から、紅白まんじゅうをいただいた。
静岡県磐田市の「又一庵」という和菓子屋さんのもので、
皮が薄く、上品な甘さで、とてもおいしかった。
紅白まんじゅう(饅頭)は、「結婚に際して贈り、子孫繁栄(ハレの人生)を願う」のが由来らしい。
室町時代に渡来した林浄因(りんじょういん)が大きな石の下に埋めた。これが「饅頭塚」として、奈良市は漢国神社(かんごうじんじゃ)のなかにある林神社(りんじんじゃ)に残されている、とか。
今日、祝い事に紅白まんじゅうを配る習慣は ここからきている、ということでした。
裏庭の八重桜がほころびはじめた。
サクラの塩漬けが作りたくて 植えてから、
かれこれ10年近くになる。
花は 咲いてしまうよりも、5分~7分咲きのころに採り、塩漬けにする。
水が あがったら、白梅酢か赤梅酢に漬けて冷凍しておく。
冷たいご飯の上に ひと花乗せて、チーンとしたら、
サクラの香りのする ご飯が食べられる。
青みがかった高山の渋草焼の茶わんが よく似合う。
一日3回の食事。
少しでもおいしく食べる工夫を、いつも していたい・・。
2年ぶりに いとことランチしたあと、雑貨屋を訪れた。
チャチだが色のよい棚があったので、「これ買うわ」と言ったら、「止めときなさい。(彼女のご主人に)作ってもらってあげるから」と言われた。
10日後。 本当に 材料と道具を持って現れ、
「あれよ、あれよ」という間に出来上がった。
わたしは組み立て式の棚を 望んでいた。
作るほうは仕上げて造り付けだと思っていたみたいで、
手違いはあったが・・・・。
材料代と手間賃は、ランチをご馳走して、オワリ。
実家の近くに用事があり、ついでと言っては申しわけないが、
両親のお墓参りにも行った。
菩提寺にも納めて在るので、遠い墓には行きそびれ、久しぶりだった。
昭和のはじめに建てた旧いもので、まわりの木が伸び、墓そうじにも手間がかかった。
きょうは思い切って行って、きれいになって よかった。
帰宅すると、わが家の前は サクラ並木のソメイヨシノが満開でした。
一年中で 今日が一番 美しい日かな・・・。
この人ほど いくつになっても夢を見て生きている人もないと思う。
本書を読んでいると、知性的な内容だが、
つい スヌーピーや人形に話しかけている、夢見る乙女が想い起こされる。
幼い頃から、人形はもとより小石や木切れまで使って(空想の世界で)会話させたり動かしたりするのが好きだったというから、
今(小説を書く)は その延長の世界だろうか。
作家生活40年。単行本 250冊。
驚くべき数の著作に 目を見張る思いである。
食卓で何かと 出番の多い小皿。
10cm角の皿を 16枚作陶した。
器としては小さいので 収納の祭かさばらない利点もあり、
いくつもほしいものです。
シンプルに花びらを 2枚描きました。
さて どんな風にできあがってくるのか 楽しみ。
夕飯のおかずを作りすぎたとき、
あしたも同じものを食べたくない。
そんな折り、どうしますか。
わが家では、牛すじ肉の煮たものは、
翌日、カレーに混ぜます。
これは 絶品です。
さらに余ったら、みそ汁にひとさじ入れる。
あれっ!と思う。思いがけない味わい。
カレーが好きなら、試してみてネ。
きんぴらごぼうは 多目に作り、翌日、かき揚げにする。
味が滲みているので、何もつけなくてもおいしい。
何十年も料理を作り続けても、まだまだ発見があり、
料理つくりは楽しい。