10月18日(日)当日は きのうと変わって上天気。
藤原町の森の中は 空気も冷んやりでした。
9時の開始から お客さまはどんどん。 出足は好調。
あーっと言う間に 売り切れの店もあった。
わたしは陶芸で出店しましたが、
わたしの作品を買っていただき、うれしかったからと、
その場で絵を描きサインして下さった。
こんなうれしい出合いもあった。
閉店後 反省会をした時、多くの方が「楽しかった。次回もまた出店したい」と話されていた。
何のトラブルもなく、にぎやかに終わりました。
ちかごろ、ギャラリーを訪れて気がついた。
企画展とか個展などの案内状が ずいぶんオシャレになった。
あらゆる趣向が凝らしてあるが、モノトーンでまとまっている。
家に飾っておきたくなるようなものばかり。
葉書の中に小さな文字でぎっしり自分の世界観や表現方法を書いてあるものもあり、読んでみるとなかなか味がある。
いままでのようにハガキ大のものであったが、サイズもさまざまである。
大きいのは18cm×15cmあり、小さいものは名刺より小さい。
また、以前だったら簡単に行くことのできないような遠距離のものまで置いてあるギャラリーもある。
それだけ人のフットワークが軽くなり、移動する人も多いということでしょうか。
「森のまーけっと in 秋」
10月18日(日曜日)am9:00~pm4:00
「カフェ アタント」となりの 森の中(0594-46-4800)
三重県いなべ市藤原町山口1950-3の 森の中で、
「第6回 森のまーけっと」が開かれる。
寄せ植え、布小物、手作りケーキ、手作りせっけん、雑貨など、
ハンドメイドの好きな人たちの出展者(32店)で盛り上がります。
わたしは第2回目、5回目と今回で 三度目の参加。
藤原岳に囲まれた林の中は、空気がよくて気持ちがよい。
クチコミと仲間のおかげで、お客様も増えて、回を重ねるごとに人気が出てきました。
ことしは 大手の新聞にも記事が掲載される予定で、出店者たちは張り切っている。
「森ま言い出しっぺ代表」Yさんは、一見しとやかだが内面は すごいパワーのある、頼りになる女性。
昨年のいまごろ、ノーベル賞(物理学賞)の発表に、日本全国民が沸いた。
名古屋大学(理学部)出身の先生の受賞で、
いままでは 遠い存在であったが、すこし身近になったかなぁ。
益川敏英先生と小林 誠先生。 両先生の幼い頃や大学生生活は、馴染みのある場所、同じ年代を過ごしているので、親しみが湧く。「素粒子」という むつかしい研究内容は、読んでも あまり解からなかった。
益川先生の、進路選択に迷っているときのアドバイス:
「勉強」は 日本語では苦しみ強いる、という意味。
英語のスタディStudy は、知る楽しみ、という意味がある。
自分の専門を見つけるということは、努力しなくても集中できることを見つけることだ。
きっと 探せば見つかる。
雲の上の先生方なのに、わかりやすい言葉でユーモラスに言われると、説得力抜群だと思う。
若い人たちに ぜひ読んで欲しい。
ちりめんのループを用いて、
トンボのブローチ作りをした。
「手作りグループ」の仲間に飛び入りで教えてもらった。
色とりどりのちりめん。
どれも 可愛かった。
「トックリのセーターや カバンに付けよう!」と、
みなさん にぎやかでした。
「マンマ ミーア」(滋賀・甲賀市)から それほど遠くないところに、もう一軒カフェ&ギャラリーがあるから行ってみよう・・!
「ギャラリー やまほん」/ カフェ・ノカ (三重・伊賀市)
伊賀焼の窯元の跡地のようで、ギャラリーは工場を改装した模様。
シンプルなインテリアで作品が引き立つように配置されている。
洗練された「ものづくり展」と 感じた。
隣の建物はカフェになっていたが、残念なことに時間も取れなくて、入れなかった。
何気ない空間も すごくおしゃれだ。
オーナーは、お仕事も含め、「人生を楽しむ」ことに たけておられる、余裕のある人とお見受けした。
山里の中 よい気分でした。
(ギャラリー“やまほん”は 山里の中 よい気分でした。)
(その昔、農業学校だった、里山の中。)
「 マンマ ミーア 」。
イタリア語で「何んてこった」という意味のカフェ&ギャラリー。
この半年くらい前から、行ってみたいなぁと思っていた。
きょうついに実現。
昔、農業学校だったというだけあり、山の中。景観は抜群。
奥様がスイーツ、ご主人が木工作家という、若い夫妻で、改装された。
ギャラリーは 小部屋もうまく利用されて、作品が引き立つ工夫が見られた。
ケーキも 見た目も可愛くて、ブドウ入りがおいしかった。
コーヒーを飲みながら、里山の風景を充分楽しめた。
わたしたち初めての4人のために、ここへ連れてきてくださったYさんのおかげです。
ありがとう!
(小部屋もうまく利用されて、作品が引き立つ。)
(コーヒーを飲みながら ながめた里の景観は 抜群!)
(陶と藤のコラボ 新作品「鉢カバー」と「花器」。)
最近 はまっている、陶と藤のコラボ作品が 出来上がった。
「鉢カバー」と「花器」は、ぶどうのつるを使用した。
「壁掛け」は 皮藤2色で、乱れ編みでポシェットを作って はめ込んだ。
自分なりに 楽しい作品となった。
(陶と藤のコラボ 新作品。)
==(「千日小坊」 ヒユ科)==
八月から九月初めのカラカラ天気で、
鉢植えの花が枯れてしまった(手入れ不足もあって・・。)
ひさしぶりに花屋さんへ行った。
紅色の小さな小坊の名がぴったりの「千日小坊」(ヒユ科)。
「ユーバトリューム チョコラータ」(キク科)(耐寒性宿根草)。
それに、神秘な「トレニア パープル」(ゴマノハグサ科)、
など わたし好みのブルー系三種類を買った。
千日小坊は 可愛い。 庭の大きな鉢に植えてから、
名札の裏の「管理のワンポイント」を見たら、
「冬 5℃以下になったら、室内へ入れる」とある。 アララ・・。
ユーバトリューム チョコラータは チョコレート色でめずらしい。
「水切れにならないように注意せよ」。
わたしは忙しくて、花の世話まで手が回らないのになぁ。
==「ユーバトリューム チョコラータ」(キク科)==
==「トレニア パープル」(ゴマノハグサ科)==
団塊世代の夫婦に 夫の動脈瘤破裂の危機。
この年齢になると このような病気が襲って、この夫婦のような日常で過ごす人たちは多いだろう。
著者もこの年齢であり、夫婦間の会話も、間の取り方は抜群で、描写も手に取るように うまく描いてある。
わが家は 今のところ 病気には縁が無く 平凡な日常を過ごしているが、いつか この夫婦のようなやりとり、会話や日常の緊迫感も味わうのかなぁ。
村田喜代子という女流作家は どんな本もおもしろい。
【写真】 『あなたと共に逝きましょう』 村田喜代子・著。朝日新聞出版・発行。2009.2.28.第1刷発行。@1600e. 初出誌:「小説トリッパ―」2006年春季号から2007年秋季号まで連載。