山田洋次映画といえば「寅さん」である。
わたしは映画好きではないが、「寅さんシリーズ」は何本か観ている。
著者は とにかく映画大好きな男性。
映画監督研究者でもあり、現在は愛知淑徳大学での教授。
本書は、大学での「山田洋次論講座」の講義内容である。
こんな面白い授業を受けられる、いまの大学生はいいなあ・・。
愛知淑徳大学は わたしにとってなじみある大学。
わたしの出身校でも、いまはこんな楽しい授業があるだろうか。
いまの学生の中に「高い授業料を払って、大学で映画を観て遊んでいるとは 何事だ。しかも“寅さん”とは」と、親から叱責された人もいるとか。
社会人にも受けさせてほしい!
映画の好きな、特に山田洋次監督のものを好きな人は、ぜひお読み下さい。
【写真】吉村英夫・著 「 山田洋次を観る 」 リベルタ出版
2010.1.15.第1刷発行 ㈱リベルタ出版・発行 @2200e
母が他界して、3年になる。
和服を多く持っていたので処分に困った。
義妹が そのまま着ると言って、好みのものをもらってくれた。
残りは全部 わたしが引き取ってきた。
帯は掛け軸にしたり、バッグにしたりと、
何枚かは すこしづつリフォームしている。
今回は、紬の着物から、合いのコートと、
その残りの切れで カバンの一部分に使ってもらった。
・・・ 母が見たら 何と言うだろう・・。
( 二ノ宮 梅まつり。 大縣神社 しだれ梅 )
近くの大縣神社で、梅まつりが開かれている。
上天気になったので、家事を済ませて行ってみた。
梅林には、梅で有名な所からの「木献」がたくさん。
湯河原梅林、湯島天満宮、大宰府天満宮などからのも、
咲きそろっていた。
ここには280本もの「しだれ梅」の木があるとか。
こんな近くで(クルマで10分)、多くの枝垂れ梅を見ることができて、びっくり・・。
ちょっとした露天も出て(和菓子、木工細工、雑貨など)、
平日なのに、多くの人で にぎわっていた。
( 二ノ宮 梅まつり。 大縣神社 しだれ梅 )
知人から「息子たちの湯のみを作ってほしい」と言われた。
「何度もお代わりをするので、これくらいの大きいもの」と、
寸法を指定された。 「釉は どんなのでもお任せ」。
こういう注文は むつかしい・・。
でも、何事もやってみよう、と快くお引き受けした。
5個 作陶したのに、1個 失敗。 トホホ・・。
若い男性の湯のみ。
・・どんな色にしようかなあ。
わが家は女の子ばかりなので、もう何十年間と、
ひな祭りには ちらし寿司。
今年も女の孫たち用に、ちらし寿司をつくった。
でも、なぜ、ひな祭りには ちらし寿司を、なのか、
いままで 知りませんでした。
ひな祭りは もともと平安時代に、貴族の子女の遊びとして行われていた人形遊びが、語源になっているようです。
その頃、日本に伝わった「なれ寿司」を お祝い膳に用いたことから始まったという説もあるが、はっきりした説は無いようです。
彩りが美しく、華やかな女の子のお祭りにふさわしい。
今夜も おいしく いただきました。
( ひな祭り ちらし寿司 )( はまぐりの お吸い物 )
吉沢久子・著 『 91歳。今日を悔いなく幸せに 』 海竜社・刊
著者は 評論家として名高い。
今まで、多くの本や、テレビ、ラジオなどで、
その生活ぶりを拝見している。
1918年生まれ。91歳になり、さらにみずみずしい文で、
エッセイを書かれている。
家の内外で起きる、小さな、ちいさな日々の出来事に寄せる愛はほほえましい。
ニックネームが「あんぱん」だとか。親しみを感じます。
こんな風に、わたしも歳を重ねて生きたい。
わたしは 木工製品が 好き。
飛騨高山や 付知峡の木片を売っている店に行って、
木を見ていると 欲しくなる。
自然の造形は 飽きない。
家に木片(トチの木?)があり、(何年も前に手に入れた)
いづれだれかに造形してもらおうと思っていた。
幸い趣味で創っている人が見つかった。
暑さ7cm、長さ63cm、幅36cmの木片。
これを少し細工をしてもらった。
平日はお忙しいのに、4、5日で出来上がってきた。
脚は別に作っていただいたので、持ち運びも自由。
いつもは花台として使い、陶芸の展示会にも使いたい。
このまま木地でも美しいが、自分で磨くと言ってあったので、
仕上げも 楽しんでやってみたい。
ニスを塗ろうか、柿渋か、・・、ドイツ製の自然塗料かな。
大満足です・・。
著者は、「人間の最上の徳は、人に対して上機嫌で接すること」と言われる。
その通りだと思うが、相手にも依りけりということもあるので、
わたしは「できるだけ、・・」ということにしておこう。
本書は お聖さんの多くの本から、選りすぐられた言葉が集められている。
いくつかは胸のすくような「さすが~あ」と感心する。
たとえば、
「花も木も人間にとって最良の伴侶である。」
(「篭にりんご、テーブルにお茶」より)
「トシヨリと十把ひとからげにするな。」
(「姥(うば)うかれ」より)
これは、トシヨリと呼ばれるようになったので、特に身に沁みる。
こう見えても、私や普通のバアサンではない、そこらソンジョのトシヨリと、十把ひとからげにしないで欲しい、と。
聖子さんほど大きな声で言えないが、わたしも心の中では、いつもそう叫んでいる。
他にも、胸のすくような言葉がいっぱいですよ。
友人に 自然食のランチに誘われた。
何年も前から聞いてはいたが、行く機会がなかった お店へ。
ランチの内容は、酵素玄米ごはん、具だくさんの味噌汁、
重ね煮野菜、雑穀おかずの数々。
そしてデザートに たんぽぽコーヒー。
お味もよく、器も渋い色合いのもの使用で、盛り付けも上品。
わたし達の年齢には優しい食事で、気に入りました。
【写真】各務原市鵜沼東町7丁目1番地 自然食の店「空歩21(karappo21)」Tel:058-385-4572
友人から 桃の節句が近いので「おひとつ どうぞ」と、
和菓子をいただいた。
中を見て びっくり。 可愛い!
ひな人形やひし餅を 形どった お饅頭。
幾つになっても、こんな可愛いものをいただくのは うれしい。
ことしも ひな壇飾りは 面倒で出せない。
でも、3月3日ひな祭りには、
例年通りに ちらし寿司を作りましょう・・。